offensive
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
offensiveの語根はラテン語のoffendere(ob-「〜に向かって」+fendere「打つ」)。つまり「こちらから相手に向かって打ちかかる」というイメージが根底にある。軍事用語では「攻撃側の」、対人関係では「相手の心を傷つける方向に働く」→「無礼な・不快な」となる。受け身ではなく、能動的に相手に何らかのネガティブな力を及ぼす方向性がこの単語の本質。日本語で「攻撃的」と訳されることが多いが、物理的な攻撃に限らず、においや言動が相手の感覚・感情に「圧力をかけてくる」場面でも幅広く使われる。
2意味一覧
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形容詞
攻撃的な(軍事・スポーツなど)
「こちらから相手に向かって仕掛ける」というコアイメージがそのまま軍事・競技の文脈に現れたもの。defensiveの対義語として使われる。 -
形容詞
無礼な、侮辱的な
言葉や行動が相手の感情に向かって打ちかかるイメージ。相手の気持ちを傷つける方向に働く言動を指す。 -
形容詞
不快な、嫌な(においや見た目など感覚への刺激)
においや光景が感覚に向かって圧迫してくるイメージ。rude(態度が無礼)とは異なり、感覚・感情に直接ぶつかってくる不快さを表す。 -
名詞
(軍事・競技の)攻勢、攻撃作戦
形容詞が名詞化したもので、「仕掛ける側の行動・作戦」そのもの。go on the offensiveで「攻勢に出る」という重要表現になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「offensive=攻撃的」と一対一で覚えると、においや言動が「不快・侮辱的」な文脈で使われたとき訳せなくなる。コアは『こちらに向かって圧力をかけてくる』なので、文脈によって「不快な・侮辱的な・攻撃的な」を使い分けること。
名詞用法(the offensive「攻勢」)を見落としやすい。go on the offensive / take the offensiveは入試頻出表現なので必ず覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| insulting | 特定の人物を直接ターゲットにした侮辱を指す。offensiveより意図的な悪意が前面に出る。 |
| rude | 礼儀・マナーに反する態度に焦点。offensiveよりカジュアルで、感情的な傷つきよりも礼儀の欠如を強調。 |
| obnoxious | 不快さの程度が強く、しばしば傲慢さや図々しさを伴う。offensiveより話し言葉的でやや口語的。 |
| aggressive | 「攻撃的」の意味ではほぼ同義だが、aggressiveは積極性・野心も含む中立〜ポジティブな文脈でも使える。offensiveは相手を害する方向性が強い。 |
対義語: defensive、inoffensive、pleasant
6派生語・関連語
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offend
動詞
〜を不快にさせる、傷つける;(法律・道徳を)犯す
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offender
名詞
犯罪者、違反者;人を不快にさせる人 -
offense / offence
名詞
違反、罪;無礼、感情を害すること;(スポーツの)攻撃 -
offensively
副詞
攻撃的に;不快なほどに
7コロケーション
- go on the offensive(攻勢に出る)
- find ~ offensive(〜を不快に感じる)
- offensive language(侮辱的な言葉・差別的な言葉)
8確認テスト
“After months of defense, the team finally went on the offensive and scored three goals.”
① チームはついに攻撃的な態度をとり、3点を決めた。
② チームはついに攻勢に出て、3点を決めた。
③ チームはついに無礼な行動をとり、3点を決めた。
④ チームはついに不快な戦術を使い、3点を決めた。
② 「go on the offensive」はスポーツ・軍事の文脈で「攻勢に出る・仕掛ける側に回る」という意味の重要表現。ここでのoffensiveは名詞で「攻勢・攻撃態勢」を指す。①は形容詞的に読んでしまった誤り、③④はoffensiveの「無礼・不快」の意味を当てはめた誤り。「months of defense(何ヶ月もの守り)」との対比からも、コアイメージ『こちらから仕掛ける』が正解のヒントになる。
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