public
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
publicのコアイメージは「特定の個人・グループではなく、すべての人に開かれた・関わる」です。ラテン語のpublicus(人民の・国家の)が語源で、「私的=private」の対義語として機能します。「公の」「公共の」「公立の」といった訳はすべて「誰でも参加・利用できる、社会全体に属する」という感覚から生まれます。「有名な」という意味も、「世間一般に広く知られている=多くの人の目に触れている」という流れで自然につながります。また名詞として「一般大衆」の意味にもなるのも、「すべての人々の集合体」というコアから理解できます。
2意味一覧
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形容詞
公の、公共の
「社会全体・すべての人に属する・関わる」というコアから、「私的でなく、世間や国家に関わる」という意味になる。 -
形容詞
公立の(学校・施設など)
「みんなのために運営されている」というコアから、私立に対して「公が運営・管理する」という意味になる。 -
形容詞
公開の、誰でも使える
「誰にでも開かれている」というコアそのものの用法で、特定の人に限らず誰でも利用・参加できる状態を指す。 -
形容詞
有名な、世間に知られた
「多くの人の目に触れている=広く知られている」という方向でコアが発展し、「世間に顔が売れている」というニュアンスになる。 -
名詞
(the publicで)一般大衆、市民、世間
「すべての人々」というコアが名詞化したもので、「特定の集団ではなく、社会全体を構成するすべての人」を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「public school」は国によって意味が逆になる罠に注意。アメリカでは「公立学校(誰でも通える)」を指すが、イギリスでは「パブリックスクール=名門私立寄宿学校」を指す。語源上は「社会の上層に開かれた」学校という意味だったため逆転した。
「public」と「open」の混同に注意。publicは「社会全体に属する・関わる」という性質を強調し、openは「物理的・物理的に開いている」という状態を指す。a public meeting(公開の会議)は「誰でも参加できる社会的性格」を、an open door(開いたドア)は「物理的な状態」を表す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| common | 「共有されている・共通の」というコアで、publicが「社会全体に属する」のに対し、commonは「複数の人・物に共通してある」というニュアンスが強い(common knowledge=共通認識)。 |
| communal | 「特定のコミュニティ(地域・集団)で共有される」というコアで、publicより範囲が狭く、ある集団内での共有を指す(communal garden=共同庭園)。 |
| national | 「国家・国民に関わる」というコアで、publicより「国家という単位」を明示的に強調する(national holiday=国民の祝日)。 |
対義語: private、personal
6派生語・関連語
7コロケーション
- public opinion(世論)
- in public(人前で、公の場で)
- public transportation(公共交通機関)
8確認テスト
“The company decided to go public last year.”
① 公立になる
② 株式を上場する
③ 有名になる
④ 公務員になる
② 株式を上場する。「go public」は「(会社が)一般大衆に株式を開放する=株式市場に公開する」という意味の重要表現。コアイメージ「みんなに開かれた状態になる」がそのまま「株式の一般公開(IPO)」という意味につながっている。①③④はpublicの他の意味から連想されるが、go publicという熟語としてはこの意味が最重要。
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