possession
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
possessionのコアイメージは「あるものが自分の支配・管理領域の中に入っている状態」です。動詞possessが「~を所有する・支配する」という意味を持つように、possessionは単に「物を持っている」という物理的な状態だけでなく、「自分の意のままにできる状態」全般を指します。だから「所有物・財産」にも「(麻薬・武器などの)所持・携帯」にも「(球技での)ボール支配」にも「(悪魔などによる)憑依」にも使われます。「手の内に収まっている」というイメージが根底にあるため、文脈によって訳し方が大きく変わります。
2意味一覧
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名
所有(すること)・占有・支配
何かが自分の支配領域に入っている「状態そのもの」を指す。「所有権がある」というより「今この瞬間に自分が管理している」という実態的なニュアンス。 -
名
所有物・財産(通例 possessions と複数形)
「自分の支配下にあるもの」が具体的な物体として複数存在する状態。belongingsよりフォーマルで、法的・経済的な重みがある。 -
名
所持・携帯(特に違法なものの)
武器・薬物などが「その人物の支配下に物理的に存在している」ことを指し、法律用語として多用される。 -
名
(スポーツで)ボール支配・ポゼッション
ボールが自チームの「コントロール下」にある状態を指す。サッカー・バスケットなどで頻出のスポーツ用語。 -
名
(悪魔・霊などによる)憑依
「人の心身が何か外部の力の支配下に置かれる」というコアイメージの極端な表れ。
3例文
4よくある間違い・注意点
possessionは「所有権(法的タイトル)」ではなく「実際に支配・管理している状態」を指します。法的な所有権はownershipが適切で、possessionとは区別が必要です。例えば「stolen goods in someone’s possession(所有権はないが所持している盗品)」のような状況では両者は矛盾しません。
複数形possessionsと単数形possessionの使い分けに注意。「財産・持ち物(具体的な物)」は通例複数形possessionsを使い、「所有・占有(行為・状態)」は単数形possessionを使います。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ownership | 法的・制度的な「所有権」を指し、書類や権利として認められたもの。possessionが「実際に手元にある状態」であるのに対し、ownershipは「権利として持っている」こと。 |
| belongings | 日常的な「持ち物・私物」を指すカジュアルな語。possessionsより格式が低く、財産的価値よりも個人的な持ち物というニュアンス。 |
| property | 不動産・動産を含む「財産・資産」全般を指す法律・経済用語。possessionより客観的・制度的な響きが強い。 |
対義語: loss、dispossession
6派生語・関連語
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possess
動
〜を所有する・支配する・(悪魔などが)憑く
-
possessive
形/名
(形)独占欲の強い・所有格の (名)〔文法〕所有格 -
dispossess
動
〜から財産・土地を奪う
7コロケーション
- in one’s possession(〜の所持・管理下に)
- take possession of 〜(〜を占有する・引き渡しを受ける)
- personal possessions(個人の所有物・私物)
8確認テスト
The coach emphasized the importance of ball possession in their style of play.
① ボールの所有権
② ボール支配・ポゼッション
③ ボールの保管
④ ボールの所持品
② 「ボール支配・ポゼッション」が正解。possessionのコアイメージ「自分の支配下に置いた状態」がスポーツの文脈に現れた例。この場合「所有権」や「保管」では文脈に合わず、サッカーなどで使われる「ボールを自チームのコントロール下に置き続けること」という意味が最も自然。
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