preach
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
preachのコアイメージは「聴衆に向けて、正しいと信じることを権威をもって公に語りかける」こと。もともとキリスト教の説教壇(pulpit)から信者に神の言葉を伝える行為を指すが、そのイメージが転じて「道徳的・正論的なことを相手に諭す・くどくど言い聞かせる」場面でも使われる。宗教的文脈に限らず、「自分が正しいと信じることを一方的に押しつけるように語る」ニュアンスを含むことが多く、日常会話では「うんざりするほど説教する」という少々ネガティブな含みで使われることも多い点が特徴的。
2意味一覧
-
動詞
(宗教的に)説教する、伝道する
コアイメージそのもの。聖職者が聴衆に向かって神の言葉や教義を公式に語ることを指す。 -
動詞
(道徳・信念を)説く、主張する
宗教文脈を超え、「正しいと信じることを公に訴える」コアイメージが転用される。preach peace(平和を説く)のように使う。 -
動詞
(相手にうんざりするほど)説教する、くどくど言う
一方的に正論を押しつけるイメージが強調されると、聞き手側には「またそれか」という反感を生む。Don’t preach at me.(説教はやめてくれ)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
preachはしばしば「くどくどと一方的に言い聞かせる」という批判的なニュアンスを帯びる。teach(教える)やadvise(助言する)と違い、聞き手が「またか」と辟易している場面でよく使われる。宗教的な文脈だけの単語と思い込み、日常会話での用法を見落とさないよう注意。
preach to the choir(説教するなら聞衆へ→すでに賛同している人に説く=言わなくてもわかっている人に語る)という慣用表現は受験でも登場するので押さえておきたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| lecture | lectureも「説教する・くどくど言う」意味で使えるが、学術的な講義のイメージが強く、権威者・目上の人からの一方的な説教というニュアンスがある。preachより宗教色は薄い。 |
| sermonize | preachと近いが、より「くどくど道徳を説く」ネガティブなニュアンスが強い。日常会話ではpreachよりやや大げさな表現。 |
| advocate | 主義・意見を積極的に主張する点は共通するが、advocateには「くどい」「押しつける」ニュアンスはなく、中立〜ポジティブな響き。 |
対義語: listen、heed(耳を傾ける)
6派生語・関連語
-
preacher
名詞
説教者、伝道師;道徳をくどくど説く人 -
preaching
名詞・形容詞
説教(すること);説教がましい -
sermon
名詞
(宗教的な)説教;くどい訓話(preachの目的語として頻出: preach a sermon)
7コロケーション
- preach a sermon(説教を行う)
- preach the gospel(福音を伝える)
- preach at someone(〜に説教をくどくどたれる)
8確認テスト
“My dad keeps preaching at me about the dangers of staying up late.”
① 私の父は夜更かしの危険について私に伝道し続けている。
② 私の父は夜更かしの危険について私にくどくどと説教し続けている。
③ 私の父は夜更かしの危険について私に静かに語りかけ続けている。
④ 私の父は夜更かしの危険について私に冷静に助言し続けている。
②。preach at someoneは「(相手がうんざりするほど)一方的に説教をくどくど垂れる」というネガティブなニュアンスを持つ。keep ~ingで「〜し続ける」という継続のニュアンスも重なり、聞き手側の辟易感が伝わる②が最適。①は宗教的な伝道のニュアンスで不自然、③④はpreachのコアイメージ(権威的・一方的・くどい)を表せていない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。