prosper
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
prosperはラテン語の「pro(前へ)+spes(希望)」に由来し、「希望に向かって前進していく」というイメージが根底にある。単に「成功した状態」ではなく、エネルギーが溢れ出てぐんぐん成長・発展していくダイナミックなプロセスそのものを表す。人・企業・国家・植物など、あらゆる主体が生き生きと「栄えていく」場面で使われる。日本語では「繁栄する」「栄える」「うまくいく」など文脈によって訳し分けられるが、いずれも「勢いよく伸びている」という躍動感が共通している。また生物的な「すくすく育つ」という意味でも使われることがあり、これもコアイメージの自然な延長である。
2意味一覧
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動詞
繁栄する、栄える
国家・企業・組織が勢いよく前へ伸びていく様子を表す。最もよく使われる用法。 -
動詞
成功する、うまくいく
個人が希望に向かって前進し、望ましい結果を手に入れるプロセスに焦点が当たる。 -
動詞
(植物・生物などが)すくすく育つ、旺盛に生育する
生命が力強く伸びていくというコアイメージがそのまま生物的成長に適用されたもの。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「succeed(特定の目標を達成すること)」との混同に注意。prosperは目標達成の瞬間ではなく、持続的に勢いよく伸び続けているプロセスやその状態を強調する。’He succeeded in the exam’とは言えるが、’He prospered in the exam’とは言えない。
prosperは自動詞なので「人を繁栄させる」という他動詞的な意味はない。「ビジネスを繁栄させた」と言いたいときは ‘made the business prosper’ や ’caused the business to prosper’ のように使う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| thrive | prosperより生命力・活力のニュアンスが強く、人・動植物・文化など幅広い主体に使う。prosperが「社会的・経済的な繁栄」寄りなのに対し、thriveは「生き生きと育つ」という生物的なイメージも色濃い。 |
| flourish | 花が咲き開くイメージで、才能・芸術・文化などが華やかに開花する場面でよく使われる。prosperより視覚的・美的なニュアンスがある。 |
| succeed | 特定の目標・課題を達成するという一点の「成功」に焦点が当たる。prosperのような持続的・継続的な成長のプロセス感はない。 |
対義語: decline、fail、struggle、stagnate
6派生語・関連語
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prosperity
名詞
繁栄、豊かさ、成功
-
prosperous
形容詞
繁栄している、豊かな、成功した
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prosperously
副詞
繁栄して、豊かに
7コロケーション
- prosper economically(経済的に繁栄する)
- prosper under 〜(〜のもとで栄える)
- continue to prosper(繁栄し続ける)
8確認テスト
“The small fishing village prospered once the new port was built.”
① その小さな漁村は新しい港が建設されると一時的に成功した
② その小さな漁村は新しい港が建設されると衰退し始めた
③ その小さな漁村は新しい港が建設されると栄えるようになった
④ その小さな漁村は新しい港が建設されると争いが生まれた
正解は③。prosperのコアイメージは「力強く前へ伸びていく継続的な成長・繁栄」であり、村全体が勢いよく発展していく様子を表している。①は「一時的に」という限定が不自然で、prosperの持つ持続感と合わない。②④は意味が正反対または無関係。③の「栄えるようになった」が動的かつ継続的な繁栄のニュアンスを最もよく捉えている。
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