quarrel
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
quarrelのコアイメージは「言葉や意見をぶつけ合う感情的な衝突」。fightのような身体的な暴力を含まず、あくまで言葉・主張・感情の次元でのぶつかり合いである。重要なのは「継続的な不和・対立関係」のニュアンスも含む点で、一瞬の口論だけでなく、長期間にわたるわだかまりや不仲をも指す。動詞では「口論する」に加え、「〜に文句を言う・異議を唱える」という意味でも使われ、これも「言葉で対立する」というコアから自然に派生する。日本語の「けんか」より落ち着いた語感で、大人同士が感情的になりながらも言葉で争う場面に最もよく使われる。
2意味一覧
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名詞
口論、言い争い、不和
言葉や感情をぶつけ合う衝突そのものを名詞化したもの。一時的な言い争いから長期的な不仲まで指せる幅がある。 -
動詞
口論する、言い争う(with〜)
コアである「言葉のぶつかり合い」を動作として表す用法。自動詞でwithを伴い、「〜と対立状態になる」を表す。 -
動詞
〜に文句を言う、〜に異議を唱える(quarrel with〜)
「相手の意見・決定と衝突する」というコアから、物事や考えに対して反論・不満を言う意味へと広がった用法。「I have no quarrel with that.(それには異論はない)」のように使われることも多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
fightと混同しがち。fightは身体的な暴力を伴う「けんか」にも使えるが、quarrelはあくまで言葉・感情レベルの衝突に限られる。「取っ組み合いのけんか」にquarrelは使わない。
quarrel with〜が「〜に文句を言う・異議を唱える」という意味になることを見落としがち。「I have no quarrel with the plan.(その計画には反対しない)」のような表現で戸惑う受験生は多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| argument | argumentも口論を意味するが、論理的・理性的な議論のニュアンスが強く、感情的対立というコアはquarrelより薄い。学術・ビジネス場面でも使える。 |
| dispute | disputeは「(公式の)紛争・論争」で、個人間の感情的衝突よりも、集団・組織間の利害対立や法的な争いに使われることが多い。 |
| fight | fightは身体的暴力を含む「けんか」から比喩的な「言い争い」まで幅広く使えるが、quarrelよりも激しさのニュアンスが強い。 |
| row | 主にイギリス英語で使われる口語表現。quarrelに近い感情的な口論を指すが、よりカジュアルな文脈で使われる。 |
対義語: agreement、reconciliation、harmony
6派生語・関連語
-
quarrelsome
形容詞
けんか好きな、口論しやすい性格の -
quarreling / quarrelling
動詞(現在分詞)/名詞
口論している(こと)
7コロケーション
- have a quarrel with〜(〜と口論する)
- pick a quarrel with〜(〜にけんかを売る、あえて口論を始める)
- settle a quarrel(口論・争いを解決する)
8確認テスト
“She said she had no quarrel with the new policy itself, but objected to the way it was introduced.”
① 彼女は新しい方針そのものとけんかしたことはないが、その導入方法には反対した。
② 彼女は新しい方針そのものには異論はないが、その導入の仕方には反対した。
③ 彼女は新しい方針について口論になったが、導入方法には賛成した。
④ 彼女は新しい方針を気に入らなかったが、その導入方法には文句を言わなかった。
②。quarrel with〜には「〜に対する異議・不満」の意味があり、have no quarrel with〜は「〜には反対しない、異論はない」という意味。方針に「けんかをする」(①)という訳は日本語として不自然であり、コアイメージを「身体的衝突」と誤解していることを示す。この文は「方針の中身は認めるが、導入プロセスに反対する」という文脈で、②が最も自然。
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