mess
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
messのコアイメージは「あるべき秩序・整然とした状態が崩れ、物や状況がごちゃごちゃになっている」こと。部屋の散らかりは物理的な秩序の崩壊、「混乱・面倒」は状況的な秩序の崩壊、「汚れ・汚いもの」は清潔さという秩序の崩壊を指す。さらに「make a mess of〜」(〜をめちゃくちゃにする)や「be in a mess」(困った状況にある)のように、人生・計画・関係性などあらゆる領域の「秩序が壊れた状態」を表すのに幅広く使える。日本語の「めちゃくちゃ」「ぐちゃぐちゃ」に近い感覚をもつと理解しやすい。
2意味一覧
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名
散らかっている状態・乱雑さ
物理的な空間において秩序が崩れ、物がバラバラになっている状態がコアイメージそのもの。 -
名
混乱・ごたごたした状況
物理的な散らかりから転じて、物事・計画・状況が秩序を失っている状態を指す。 -
名
面倒なこと・厄介な状況
秩序が壊れた状態は解決策が見えにくく「面倒・困難」を引き起こすため、この意味が派生する。 -
名
汚れたもの・汚い状態
清潔という秩序が崩れた結果として生じるのが汚れ。「The dog made a mess on the floor.」のように使う。 -
動
(mess up / mess withなど句動詞で)めちゃくちゃにする・いじくり回す
秩序を壊す行為そのものを動詞的に表現したもの。「mess up」は特に受験でも重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
「mess」はネガティブな語感が強く、人に対して「You’re a mess.」と言うと「あなたはだらしない/精神的にぐちゃぐちゃだ」という強い批判になるため注意。また「disorder」と混同しやすいが、disorderは医学や社会制度など「システムの機能不全」に使われ、messは日常的・感情的な文脈に向いている。
「make a mess of〜」(〜を台無しにする)というイディオムを見落としやすい。「mess」単体での「汚れたもの」の意味も軽視されがちだが、乳幼児や動物の「排泄物・粗相」を婉曲的に表す際にも使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| chaos | chaosは完全な無秩序・大混乱を指し規模が大きいイメージ。messは日常的・個人的なごちゃごちゃ感に使われることが多く、よりカジュアル。 |
| disorder | disorderはシステム・身体・社会などの機能的な秩序の乱れに使われ、客観的・専門的なニュアンスがある。messはより感情的・口語的。 |
| clutter | clutterは主に物理的な「散乱した物の山」を指し、整理されていない物の集積に焦点を当てる。messのような「状況の混乱」には使えない。 |
対義語: order、neatness、tidiness
6派生語・関連語
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messy
形
散らかった・汚い・厄介な
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mess up
句動詞
〜をめちゃくちゃにする・しくじる -
mess around
句動詞
ぶらぶら時間を無駄にする・いたずらする -
mess with
句動詞
〜をいじくり回す・〜に手を出す・〜をからかう
7コロケーション
- make a mess of 〜(〜を台無しにする)
- be in a mess(困った状況にある・めちゃくちゃな状態だ)
- clean up the mess(散らかりを片付ける・後始末をする)
8確認テスト
“After the divorce, his life was a complete mess.”
① 彼の生活は完全に散らかっていた。
② 彼の人生はすっかりめちゃくちゃになっていた。
③ 彼の部屋は完全に汚れていた。
④ 彼の仕事は完全に面倒になっていた。
② 「a mess」のコアイメージは「秩序の崩壊」であり、ここでは「life(人生)」という抽象的なものが対象。離婚後の人生全体が秩序を失った状態を表しているため、「人生がめちゃくちゃになった」が最も自然。①は部屋など物理的な散らかりに限定しすぎており、③は「汚れ」に限定しすぎ、④は「面倒」という一面しか捉えていない。
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