reconstruct
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
「re-(再び)」+「construct(構築する)」が語源。物理的な建物を再び建てるだけでなく、「一度壊れた・失われた何かを、ピースを集めて元の姿に戻す」というイメージがコアにある。建物の再建にとどまらず、過去の出来事・犯罪現場・古代の言語や文化など、断片的な情報から全体像を「組み立て直す」場面でも使われる。「再現する・復元する」という知的・分析的なニュアンスが強く、単に「繰り返す」rebuildよりも、意図的・論理的に組み直す感覚が込められている。
2意味一覧
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動詞
(建物・組織などを)再建する、復興する
物理的に壊れた構造物を「再び組み立てる」コアイメージそのままの用法。災害後の建物や社会インフラの再建に使われる。 -
動詞
(過去の出来事・状況などを)再現する、復元する
断片的な証拠や情報を集めて「全体像を組み直す」コアイメージの拡張。犯罪捜査で事件の経緯を再現したり、考古学で古代文化を復元するときに使われる。 -
動詞
(概念・理論・記憶などを)再構築する
物理的な構造物だけでなく、思考や記憶というある意味の「構造」を組み直すイメージ。哲学・心理学・言語学など学術的文脈でよく現れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「rebuild(再建する)」と混同しやすいが、rebuildは「壊れたものをまた建てる」という物理的行為に焦点があるのに対し、reconstructはより分析的・意図的に「ばらばらの要素から全体を組み直す」ニュアンスが強い。犯罪現場の再現や古代遺跡の復元にはreconstructが自然。
「reconstruct」は建物以外にも記憶・事件・理論・言語など抽象的なものにも使える点を見落としがち。訳すときも文脈に応じて「再建」「復元」「再現」「再構築」と使い分けることが大切。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rebuild | 物理的な再建に焦点が当たりやすく、分析的・知的なニュアンスはreconstructより薄い。「壊れたので再び建てる」という感覚。 |
| restore | 「元の状態に戻す・回復させる」が主旨で、原形への復帰を強調する。修復・回復のニュアンスが強く、reconstructのように「ピースを組み直す」という分析的感覚は弱い。 |
| recreate | 「再び作り出す・再現する」という意味で近いが、reconstructは証拠・断片から論理的に組み立てる感覚が強く、recreateはより自由に作り直す・再現するニュアンスがある。 |
対義語: demolish(解体する)、destroy(破壊する)、dismantle(分解する)
6派生語・関連語
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reconstruction
名詞
再建、復元、再構築 -
reconstructive
形容詞
再建の、修復的な(例:reconstructive surgery=再建手術) -
reconstructed
形容詞
再建された、復元された
7コロケーション
- reconstruct a crime scene(犯罪現場を再現する)
- reconstruct the past(過去を復元・再現する)
- reconstruct a building(建物を再建する)
8確認テスト
The detective tried to reconstruct exactly what had happened on the night of the incident.
①事件当夜に起きたことを正確に再建しようとした
②事件当夜に起きたことを正確に再現しようとした
③事件当夜に起きたことを正確に記録しようとした
④事件当夜に起きたことを正確に想像しようとした
②が正解。この文脈では、探偵が断片的な証拠をもとに事件の経緯を「論理的に組み直す」というreconstructのコアイメージが表れている。「再建」(①)は物理的な建物に使う訳で不自然。「記録」(③)や「想像」(④)は証拠から組み立てるという分析的ニュアンスを欠く。「再現する」が最も自然。
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