repeat
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
repeatの根底にあるイメージは「re-(再び)+peat(求める・行う)」、すなわち「すでに起きたことをそのままもう一度行う」こと。単に「繰り返す」という行為だけでなく、同じ内容・同じ出来事・同じ過ちなどが再現されるあらゆる状況に使える。人が言葉を繰り返す場面はもちろん、歴史が繰り返される・パターンが繰り返されるといった抽象的な文脈でも使われる。「繰り返す」という日本語が思い浮かびやすいが、文脈によっては「もう一度言う」「再現する」「復唱する」「また起こす」など様々な訳が自然になる。コアにあるのは常に「同じことがもう一度」というイメージだ。
2意味一覧
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動詞
(言葉・動作を)繰り返す、もう一度言う
「同じ言葉・行為をもう一度行う」というコアそのまま。相手に聞き取れなかったときや確認のためにもう一度言い直す場面で最も頻繁に使われる。 -
動詞
(出来事・パターンが)再び起こる、繰り返される
主語が人ではなくhistory(歴史)やmistake(過ち)などになると、「同じことがまた起こる」という意味に。「歴史は繰り返す(History repeats itself.)」が典型例。 -
名詞
繰り返し、再放送、リピート
「もう一度行われるもの」というコアから名詞化。テレビの再放送や音楽のリピート再生など、同じものが再び提供される場面で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
repeat againと言うのは「再び再び」となる二重表現(redundancy)であり、ネイティブには不自然。「もう一度繰り返す」と言いたい場合はrepeat aloneで十分。どうしても強調したければrepeat one more timeを使う。
「暗記する」という意味でrepeatを使うのは誤り。暗記はmemorizeやlearn by heartを使う。repeatはあくまで「すでにあるものをもう一度出力する」イメージ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| reiterate | 繰り返し強調する・念を押すというニュアンスが強く、すでに言ったことを意図的に重ねて主張する場面で使う。repeatよりフォーマルで、「同じことをただもう一度」ではなく「わかってほしいから再度言う」という意志が込もる。 |
| echo | 音や意見が「こだまのように響く・反響する」イメージ。他者の言葉をそのまま繰り返すときに使われることが多く、repeatより受動的・反射的なニュアンスがある。 |
| reproduce | 元のものを忠実に「再現・複製する」ことに焦点があり、芸術作品の複製や生物の生殖など、より広義の「再生産」に使われる。repeatより「正確なコピーを作る」意味合いが強い。 |
対義語: 原創する(originate)、初めて行う(do for the first time)
6派生語・関連語
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repeated
形容詞
繰り返された、再三の -
repeatedly
副詞
繰り返して、何度も、再三にわたって
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repetition
名詞
繰り返し、反復 -
repetitive
形容詞
繰り返しの多い、単調な
7コロケーション
- repeat a mistake(過ちを繰り返す)
- repeat after ~ (〜の後に続けて繰り返す)
- history repeats itself(歴史は繰り返す)
8確認テスト
“We must ensure that the tragedy is never repeated.”
① その悲劇は決して繰り返されてはならないと確かめなければならない
② その悲劇は決して語られてはならないと確認しなければならない
③ その悲劇は決して再び起こってはならないよう努めなければならない
④ その悲劇について決して謝罪してはならないと確かめなければならない
③が正解。この文ではrepeatedの主語は「悲劇(the tragedy)」という出来事であり、「同じ出来事がもう一度起こる」というコアイメージが「再び起こる」として自然に表れている。①は意味としては近いが「繰り返される」という直訳調より「再び起こる」の方が日本語として自然。②④はrepeatのコアイメージから大きく外れている。
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