rattle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
rattleのコアイメージは「硬い物体が連続的に衝突して発する、乾いた甲高い音・振動」です。空き缶の中に石が入ってガラガラ鳴るイメージを思い浮かべてください。この「ガタガタ・カラカラという激しく連続する音と振動」が根底にあります。物理的な音・揺れとしては「窓ががたがた鳴る」「車が揺れながら走る」。そこから転じて、人の心を「ガタガタに揺さぶる」→「(人を)動揺させる・ろうばいさせる」という心理的な意味も生まれます。また名詞では「ガラガラ(赤ちゃんのおもちゃ)」や「連続した甲高い音」も指します。音と動揺、この両方に共通するのは「落ち着いた状態を激しく乱す」という感覚です。
2意味一覧
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動詞(自動詞)
がたがた鳴る・かたかたと音を立てる
硬い物体が連続してぶつかり合うコアイメージがそのまま音として現れる。物が振動して乾いた騒音を発する状態。 -
動詞(自動詞)
がたがた揺れながら進む・がたぴし走る
音を立てながら振動して移動するという動きの側面。列車や古い車などが激しく揺れながら走る様子を表す。 -
動詞(他動詞)
(人を)動揺させる・うろたえさせる・ろうばいさせる
物をガタガタ揺さぶるように、人の心を激しく揺さぶって平静を乱すというイメージからの転義。試験や批判に直面して動揺する状況でよく使われる。 -
名詞
ガラガラ(赤ちゃんのおもちゃ)・がたがたという音
振るとガタガタと音が鳴るものの代表がガラガラのおもちゃ。コアイメージが名詞化したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「動揺させる」という他動詞用法を見落としがち。rattledという形容詞的な過去分詞で「動揺した・うろたえた」という意味(例:She looked rattled. 彼女は動揺しているようだった)もよく使われるので注意。
rattle offという句動詞で「(名前や事実などを)すらすらと立て続けに言う」という意味もある(例:He rattled off the answers. 彼はすらすらと答えを言い並べた)。これもコアイメージ「連続して素早くぶつける」から来ている。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| clatter | 金属や陶器など硬いものが激しくぶつかり合う大きな音に焦点。rattleより音が大きくランダムな印象。 |
| jangle | 金属が触れ合うシャリシャリ・チャリチャリという高い音。鍵や鈴などに限定的で、rattleより音色のニュアンスが強い。 |
| unsettle | 「動揺させる」意味での類義語。unsettleはより穏やかに不安定にする感じで、rattleのような激しいショックのニュアンスはない。 |
対義語: soothe(落ち着かせる)、calm(静める)
6派生語・関連語
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rattled
形容詞
動揺した・うろたえた -
rattling
形容詞・副詞
がたがたする・(俗)すごく・非常に(例:a rattling good story すごく面白い話) -
rattle off
句動詞
(言葉・数字などを)立て続けにすらすらと言う
7コロケーション
- rattle the windows(窓をがたがた鳴らす)
- rattle someone’s nerves / rattle someone(人の神経をかき乱す・人を動揺させる)
- rattle off a list(リストをすらすら読み上げる)
8確認テスト
The defense attorney was clearly rattled by the prosecutor’s sharp cross-examination.
① 退屈させられた
② 感心させられた
③ 動揺させられた
④ 安心させられた
③「動揺させられた」が正解。rattleのコアイメージは「連続した衝撃でガタガタに揺さぶる」こと。検察官の鋭い反対尋問が弁護士の心を激しく揺さぶった状況を表しており、心理的に「うろたえた・平静を失った」という意味になる。法廷場面でのプレッシャーによる動揺を描写したこの用法は、rattle の重要な転義であり、試験でも狙われやすい。
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