romance
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
「romance」の語源はラテン語の「Romanicus(ローマ風の)」に遡り、中世ヨーロッパで騎士の冒険や愛の物語が「ロマンス語(俗ラテン語)」で書かれたことに由来する。つまりcoreイメージは「日常を超えた、胸をときめかせる非日常的な魅力・物語」。恋愛もその一形態に過ぎない。現実の平凡さとは対照的な、わくわくする高揚感・理想化された美しさ・冒険的な魅力こそがこの単語の本質。だからこそ「恋愛」にも「恋愛小説」にも、さらには「異国情緒」や「ロマンチックな雰囲気」にも同じ単語が使われる。
2意味一覧
-
名
恋愛、愛の感情・雰囲気
日常を超えたときめきと高揚感がまさに恋愛感情のコアと重なる。「お金はなかったが、愛はあった」というときの romance はその胸躍る感覚そのもの。 -
名
恋愛小説・恋愛映画(ロマンス作品)
騎士の冒険や愛を描いた中世の物語が起源なので、「非日常的・理想的な愛の物語」というジャンル名として自然に定着した。 -
名
異国情緒、ロマンチックな魅力・雰囲気(場所・状況への憧れ)
「現実を超えた憧れ」のコアイメージが、恋愛以外の文脈でも機能し、「旅先の異国情緒」や「冒険のロマン」を表す。日本語の「浪漫(ロマン)」に近い。 -
動
(誰かを)口説く、愛を育む;(話を)ロマンチックに美化する
コアイメージの「理想化・非日常化する」という動的な側面が動詞として現れる。現実をときめきのある色に塗り替えるイメージ。
3例文
4よくある間違い・注意点
「romance」を常に「恋愛」と訳さないこと。場所や旅に対して使う場合は「ロマン・異国情緒・詩情」が自然な訳になる。日本語の「浪漫(ロマン)」に近い感覚で使われることも多く、恋愛とは無関係なケースも少なくない。
「love」との混同に注意。love は感情そのもの(愛)を指すが、romance はその「ときめき・魔法のような高揚感」にフォーカスしており、関係が進んで現実的になると romance は薄れても love は続くというニュアンスがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| love | 深く持続的な「愛情」全般を指し、現実的・日常的な愛も含む。romance はそのときめきや魔法のような非日常感に特化している。 |
| affair | 恋愛関係(特に秘密の不倫や短期的な関係)を指す。romance より具体的な関係性に焦点を当て、しばしば問題のある関係を暗示する。 |
| charm | 「魅力・魔力」の意味では似ているが、charm は人や物が持つ引きつける力そのものを指し、romance の「非日常への憧れ・詩情」という広がりはない。 |
対義語: reality、mundaneness(日常性・退屈さ)
6派生語・関連語
-
romantic
形
ロマンチックな、恋愛的な、夢想的な -
romantically
副
ロマンチックに、恋愛的に -
romanticize
動
ロマンチックに理想化する・美化する -
romanticism
名
ロマン主義(文芸・芸術思想);ロマンチックな傾向
7コロケーション
- whirlwind romance(嵐のような電撃的な恋愛)
- add romance to …(〜にロマンチックな雰囲気を加える)
- the romance of adventure(冒険のロマン・魅力)
8確認テスト
“He tends to romanticize the romance of the open sea, forgetting how dangerous it can be.”
①恋愛
②ロマン・詩情
③恋愛小説
④冒険
②ロマン・詩情
「大海原のロマン(詩情・憧れ)を美化しがちで、いかに危険かを忘れている」という文脈。ここでの romance は恋愛とは無関係で、「場所や状況に対する非日常的な憧れ・魅力」を表している。コアイメージ「現実を超えた憧れと魔法」が恋愛以外に使われている典型例。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。