creep
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
creepのコアイメージは「音を立てず、気づかれないように、じわじわとゆっくり動く」こと。人や動物が身をかがめて忍び寄る様子、植物のつるが少しずつ壁を這い上がる様子、霧や恐怖感がじわじわと広がる様子——これらすべてに「速くなく、静かに、目立たないように」という共通感覚がある。この「じわじわ感」が転じて、名詞では「気持ち悪い人・不気味な人」の意味にもなる(ゾクゾクと這うような嫌悪感)。また副詞 creepily(不気味に)や give someone the creeps(ゾッとさせる)などのイディオムにもこの感覚が宿っている。
2意味一覧
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動詞
(人・動物が)忍び寄る、こっそり動く
音を立てず気づかれないようにゆっくり動くというコアから、「忍び寄る」という訳が生まれる。 -
動詞
(植物・蔦などが)這う、広がる
植物のつるが壁や地面をゆっくりじわじわと広がっていく様子も、まさに「ゆっくり静かに動く」コアそのもの。 -
動詞
(感情・変化などが)じわじわと忍び込む、徐々に広まる
物理的な動きだけでなく、不安・寒気・疑念などが意識の中にじわじわと侵入してくる様子にも使われる。例:Doubt began to creep into his mind.(疑念が心に忍び込み始めた) -
名詞
(俗)不気味な人、薄気味悪い人
「皮膚の上を何かが這うような」ゾクゾク感から、嫌悪感を催すような人物を指す口語表現に発展した。
3例文
4よくある間違い・注意点
crawl と混同しやすいが、crawl は「四つん這いになって進む」という姿勢・動作そのものに焦点があり(赤ちゃんがはいはいする、など)、creep は「気づかれないよう静かに・こっそり」という意図や雰囲気に焦点がある。creep は必ずしも四つん這いでなくてもよい点に注意。
名詞の「creep(不気味な人)」は口語・スラング的表現であり、フォーマルな文章では使わないよう注意。また give someone the creeps(〜にゾッとさせる)というイディオムも頻出で、複数形 creeps で使われることを覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| crawl | 四つん這いの姿勢・動作そのものを指す。creep のような「こっそり感」「忍び感」は必須ではない。 |
| sneak | 「隠れてこっそり行動する」という意図性が強く、不正や後ろめたさを含意することが多い。creep よりも人の行為に限定されがち。 |
| steal | steal into a room のように「音もなくそっと入る」意味でも使われる。creep より文語的・詩的なニュアンス。 |
対義語: rush、stride
6派生語・関連語
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creepy
形容詞
不気味な、ゾッとするような -
creeper
名詞
這う植物(ツタなど);こっそり動く人 -
creepily
副詞
不気味に、ゾクゾクするほど -
the creeps
名詞(複数形・慣用句)
ゾッとする感じ(give someone the creeps で「〜をゾッとさせる」)
7コロケーション
- creep up on 〜(〜に忍び寄る、気づかぬうちに近づく)
- creep into 〜(〜にじわじわ忍び込む)
- give someone the creeps(〜にゾッとさせる)
8確認テスト
「Old age had crept up on him before he realized it.」
① 老齢が彼に這いかかった
② 老いはいつの間にか彼に忍び寄っていた
③ 老化が彼の足元をすくった
④ 老いが彼の上に倒れかかった
② 「creep up on」は「気づかれないうちにじわじわ近づく」というコアイメージのイディオム。時間・老い・問題などが「いつの間にか」迫ってきた状況に使われる。「這いかかる」「倒れかかる」などは物理的すぎて不自然。
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