smooth
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
smoothのコアイメージは「摩擦・障害・凹凸が一切ない状態」です。物理的な表面がなめらかであることから出発し、比喩的に「流れる・進む上で邪魔なものが何もない」という意味に広がります。石の表面がすべすべなのも、会話が滞りなく進むのも、取引がスムーズに運ぶのも、すべて「引っかかりがない」という同じイメージから生まれています。さらに、人が「うまいことを言う・調子がよい」という意味でも使われますが、これは「相手の感情をすり傷なく撫でるような言い回し」というニュアンスです。日本語の「スムーズ」はこの単語から来ており、コアイメージを掴む助けになります。
2意味一覧
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形容詞
なめらかな、すべすべした(表面に凹凸がない)
物理的な表面に凹凸という「引っかかり」がない状態が最も基本の意味。触れても何にも引っかからないイメージ。 -
形容詞
よどみない、円滑な(物事の進行に障害がない)
流れや進行に「障害・摩擦」がないというコアイメージが抽象化されたもの。a smooth operation(円滑な手術・作戦)のように使う。 -
形容詞
口のうまい、如才ない(相手への摩擦を生まない話し方)
人の話し方や態度が「引っかかりなく相手に届く」=角がない・如才ないという意味。ただしやや皮肉的に「口先だけうまい」という含みを持つことも多い。 -
動詞
〜をなめらかにする、平らにする;(困難などを)取り除く
「引っかかりをなくす」行為そのもの。smooth out wrinkles(しわを伸ばす)や smooth over difficulties(問題を解消する)のように使う。 -
副詞
なめらかに、円滑に
「引っかかりなく」という様子を表す副詞形。go smooth(うまくいく)のような口語表現でも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「smooth」を「calm(穏やかな)」と混同しやすいが、calmは「静けさ・平静さ」に焦点があるのに対し、smoothは「摩擦・障害のなさ」が核心。a calm sea(穏やかな海)とa smooth sea(凪の海=波がなく船が進みやすい海)は似ているようで強調点が異なる。
人を描写する smooth は「口がうまい」という皮肉的なニュアンスを含む場合が多い。褒め言葉として使うと逆に「胡散臭い」という印象を与えることがあるので文脈に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sleek | 表面が滑らかで光沢があり、洗練された見た目に重点。smoothより視覚的・デザイン的なニュアンスが強い。 |
| even | 「凸凹なく均一・平均的」に焦点。表面の均一さを強調するが、滑らかさの質感よりも平らさ・一様さを指す。 |
| fluent | 言語・話し方限定で「流暢な」を意味する。smoothは流れ全般に使えるが、fluentは言語運用に特化している。 |
| suave | 人の物腰が洗練されていて如才ないこと。smoothの「口がうまい」に近いが、suaveはよりポジティブで上品な印象。 |
対義語: rough、bumpy、coarse、awkward
6派生語・関連語
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smoothly
副詞
なめらかに、円滑に -
smoothness
名詞
なめらかさ、円滑さ -
smoother
名詞・形容詞
平らにするもの/より滑らかな -
smooth-talking
形容詞
口のうまい、言葉巧みな
7コロケーション
- smooth operation(円滑な運営・作戦)
- smooth over(〜をうまくごまかす・問題を丸く収める)
- smooth sailing(順風満帆、障害のない進行)
8確認テスト
“He gave such a smooth answer that no one realized he was hiding something.”
① なめらかな
② 流暢な
③ 如才ない、口のうまい
④ 穏やかな
③ 如才ない、口のうまい。smoothのコアイメージ「引っかかりのなさ」が人の言動に適用され、「相手に何も気づかせないほど角のない答え方」を表している。①は物理的な質感の話になってしまい不自然。②のfluentは言語能力そのものを指し、この文脈の『巧みさ・抜け目のなさ』とは異なる。④のcalmは感情の穏やかさであり、この文脈では意味がずれる。
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