soak
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
soakのコアイメージは「液体が時間をかけてじっくりと、内部まで完全にしみ込む・しみわたる」こと。ポイントは「表面だけでなく、深く・たっぷりと浸透する」という徹底性にある。このイメージから、「物を液体に浸す」「液体を吸い込む」「雨などで全身ずぶぬれになる」「知識・感動などを吸収する」まで派生する。日本語の「浸す」「吸い込む」「吸収する」はどれも一面を切り取った訳に過ぎず、根底には常に「液体(または情報・刺激)が深く・たっぷりとしみわたる」という感覚がある。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
〜を液体に浸す、漬け込む
物を液体の中に置き、内部まで液体がしみわたらせる行為。コアイメージそのままの用法。 -
動詞(自動詞)
(液体が)しみ込む、浸透する
液体が対象物の内部までじっくりとしみわたっていく様子。「soak up」の形でよく使われる。 -
動詞(他動詞)
(雨・液体などが人・物を)ずぶぬれにする
液体が表面だけでなく、衣服や全身の内部までしみわたってしまう状態。徹底的な浸透を強調。 -
動詞(他動詞・自動詞)
(知識・雰囲気・日光などを)たっぷり吸収する、浴びる
液体が物にしみ込むイメージが抽象的に拡張され、情報・雰囲気・光などをじっくりたっぷり取り込む意味になる。 -
名詞
浸すこと、ひと浸し;ずぶぬれ
動詞のコアイメージがそのまま名詞化されたもの。「give it a soak(一晩浸けておく)」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「soak up」と「absorb」は似ているが、soakはじっくり・たっぷりという時間的・量的な徹底性を強調する。absorb は「取り込む」という結果に焦点があり、時間や量の感覚は薄い。「soak up knowledge(知識をたっぷり吸収する)」はsoakならではの表現で、absorb と交換すると「じっくり、存分に」というニュアンスが失われる。
「be soaked」は「浸されている状態(ずぶぬれ)」を表すが、「soak」の自動詞「浸している途中」と混同しやすい。例:Let it soak for 30 minutes.(30分浸けておいてください)の主語は物であり、人ではない点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| drench | 外から液体をかけてずぶぬれにすることに特化。内部へのしみ込みよりも「外側から徹底的に濡らす」イメージが強い。 |
| saturate | これ以上は吸収できないほど完全に飽和させるニュアンス。soakより科学的・フォーマルな響き。 |
| steep | 主に食材・茶葉などを液体に漬け込む調理・抽出の文脈で使われる。soakより用途が限定的。 |
| immerse | 液体の中に完全に沈める・没入させるイメージ。比喩的に「仕事に没頭する」にも使い、soakより意図的・完全な没入を含意する。 |
対義語: dry out、wring out
6派生語・関連語
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soaking
形容詞・副詞
ずぶぬれの;徹底的に濡れた(soaking wet で「びしょびしょに濡れた」) -
soaked
形容詞
ずぶぬれになった、すっかり濡れた
7コロケーション
- soak up the sun(日光を存分に浴びる)
- soak in water(水に浸す・漬ける)
- be soaked to the skin(皮膚まで全身ずぶぬれになる)
8確認テスト
“The young student sat in the front row, soaking up every word the professor said.”
① 先生の言葉に全身でずぶぬれになりながら
② 先生の言葉を一言一句たっぷり吸収しながら
③ 先生の言葉をじっと無視しながら
④ 先生の言葉を表面的に聞き流しながら
② が正解。soakのコアイメージ「じっくり・たっぷりとしみわたらせる」が抽象的に拡張され、情報・言葉を逃さず深く吸収する様子を表している。①は誤った文字通り訳、③④はコアイメージと真逆のニュアンスで不適切。
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