stability
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
stabilityのコアイメージは「外力や変化にさらされても、ぐらつかずに元の状態を保ち続けること」です。語源はラテン語のstabilis(しっかり立っている)で、stableと同じ根を持ちます。物理的に体がぶれないこと(体操の安定性)から、政治・経済・心理的な意味での「揺るぎなさ」まで幅広く使われます。日本語の「安定」は受け身的な印象がありますが、英語のstabilityには「外からの乱れに対して能動的に保たれている均衡」というダイナミックなニュアンスが含まれます。つまり、ただ静止しているのではなく、様々な変化への耐性を備えた強さのある状態を指します。
2意味一覧
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名
(物理的な)安定性・均衡
体や物体が外力に対してぐらつかず元の位置を保つ、コアイメージがそのまま体の動きや物体に適用された意味。 -
名
(社会・政治・経済的な)安定、安定性
社会や経済が混乱・変動に揺さぶられても崩れない状態。「揺らがずにあり続ける」コアイメージが抽象的な社会現象へ拡張された用法。 -
名
(精神的な)落ち着き・安定感
感情や精神状態が外部のストレスに揺さぶられず、均衡を保っていること。同じ「ぶれない」イメージが内面世界に適用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「安定」と訳しがちだが、stabilityには「揺さぶりへの耐性」というダイナミックなニュアンスがある。単に「変化がない静かな状態」ではなく、「外力に対して崩れない強さ」を含む点を意識しよう。
stableとの混同に注意。stabilityは名詞(状態・概念そのもの)、stableは形容詞(安定している、という属性)。The economy is stable.(形容詞)/ The economy needs stability.(名詞)のように使い分ける。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| steadiness | より「ぶれのなさ・着実さ」のニュアンスが強く、動作やペースの一定さに使われやすい。stabilityより日常的・具体的な文脈に多い。 |
| equilibrium | 複数の力がちょうど釣り合っている「均衡点」を指す理系・学術的なニュアンスが強い。stabilityより「バランスの拮抗状態」に焦点がある。 |
| solidity | 「固さ・堅牢さ」に近く、物理的または比喩的に「しっかりした土台」を強調する。stabilityより「硬さ」のイメージが前面に出る。 |
対義語: instability、volatility、turbulence
6派生語・関連語
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stable
形容詞
安定した、ぐらつかない
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unstable
形容詞
不安定な、変動しやすい -
stabilize
動詞
安定させる、安定する
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stabilizer
名詞
安定装置、安定剤 -
instability
名詞
不安定(さ)、動揺
7コロケーション
- political / economic / financial stability(政治的・経済的・金融的安定)
- maintain / ensure stability(安定を維持する・確保する)
- a sense of stability(安定感、安心感)
8確認テスト
“After years of conflict, the country is finally experiencing a period of stability.”
① 停滞
② 統一
③ 安定
④ 繁栄
③ 安定。長年の紛争という「外からの大きな揺さぶり」を経て、ようやく崩れない均衡状態が保たれているという文脈。stabilityのコアイメージ「揺さぶりに耐えて保たれる状態」が最もよく表れている。①停滞はstagnation、②統一はunity/unification、④繁栄はprosperityが対応する語。
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