stress
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
stressの根底にあるのは「ある点に力・圧力を集中させる」というイメージです。ラテン語のstrictus(きつく締められた)に由来し、「力を一点に押しつける」感覚が全ての意味に共通します。声や言葉に「圧力をかけて」特定の音を強く発音するのが「強勢をつける」、ある考えや事実に「力を集中させて」相手に伝えるのが「強調する」、そして外側からの圧力や内側に積み重なる力が人を追い詰めるのが「緊張・ストレス」です。名詞としても「精神的な圧力=ストレス」「強調点=重点」「強勢=アクセント」など、同じコアイメージから派生した意味を持ちます。
2意味一覧
-
動詞
強調する、力説する
「その点に力を押しつける」イメージから、伝えたい内容に圧力をかけて相手の意識に刻み込む行為。 -
動詞
強勢(アクセント)をつける
音節に物理的な「圧力」をかけて強く発音することで、その音を際立たせる。 -
動詞
緊張させる、ストレスを与える
外部からの「圧力」が人の心や体にのしかかり、精神的に追い詰める状態を引き起こすイメージ。 -
名詞
ストレス、精神的緊張・重圧
外部からかかる「圧力」そのものを名詞化したもので、日常でも最も頻繁に使われる意味。 -
名詞
強調、重点
「力を集中させる対象」という意味から、lay stress on〜(〜を重視する)のように特定の事柄への注力を表す。 -
名詞
(音節の)強勢、アクセント
発音上、力を加えて際立たせる音節そのもの。言語学・発音指導の文脈で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「ストレス」として日本語に定着しているため、名詞の「重点・強調」や「強勢(アクセント)」の意味を見落としやすい。lay stress on〜(〜を重視する)は受験でも頻出なので確認しておこう。
動詞のstressは「強調する」意味でemphasizeと同義だが、stressはより感情的・切迫的な「念を押す」ニュアンスが強い。淡々と述べる場面ではemphasizeの方が自然なことが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| emphasize | 「際立たせる」という点は同じだが、stressより客観的・論理的に重要性を示すニュアンスが強く、感情的切迫感は薄い。 |
| highlight | 光を当てて際立たせるイメージで、stressより視覚的・提示的。特定の情報をピックアップして示す場面で使われる。 |
| accentuate | 特定の特徴や違いを「より目立たせる」ことに焦点。stressほど「力を押しつける」圧力感はなく、コントラストを強調するニュアンス。 |
対義語: understate、downplay、minimize
6派生語・関連語
-
stressed
形容詞
ストレスを感じている、追い詰められた -
stressful
形容詞
ストレスを引き起こす、精神的に負担な
-
stressor
名詞
ストレスの原因となるもの、ストレス因子 -
distress
名詞・動詞
苦悩、苦痛;苦しめる(dis-で「圧力が極限に達した」状態)
7コロケーション
- lay stress on 〜(〜を重視する、強調する)
- under stress(ストレス下にある、緊張状態で)
- stress the importance of 〜(〜の重要性を強調する)
8確認テスト
The teacher laid great stress on the need to read widely.
① その教員は広く読むことの必要性に大きなストレスを感じた。
② その教員は広く読むことの必要性を強く強調した。
③ その教員は広く読む際に強いアクセントをつけた。
④ その教員は広く読もうとして緊張してしまった。
②
【解説】lay stress on〜は「〜を重視する・強調する」という重要熟語。ここでのstressは「重点・強調」という名詞の意味で、「ストレス(精神的緊張)」ではない。「圧力をかけて際立たせる」というコアイメージから、特定の事柄への力の集中=「重視・強調」の意味が生まれることを理解しておこう。①は「ストレス(精神的緊張)」と誤解した典型的なミス。
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