persuade
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
persuadeのコアイメージは「言葉や論理・感情に訴えて、相手の心を変え、特定の行動・信念へと導く」こと。ラテン語のpersuadere(per=完全に+suadere=勧める)を語源とし、「相手の抵抗や迷いを完全に取り除き、納得させてしまう」強さがある。単に「勧める」だけでなく、プロセスを経て相手の心が変わった状態まで含む点が重要。そのため「説得する(行動を促す)」にも「確信させる・納得させる(信念を変える)」にも使われる。どちらも根底では「相手の内心を動かす」という同じイメージから生まれている。
2意味一覧
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動詞
説得して〜させる
相手の心を動かした結果として、ある行動をとらせるという使い方。persuade A to do の形で頻出。 -
動詞
確信させる・納得させる
行動ではなく「信念・見解」を変えさせる用法。persuade A that… / persuade A of… の形をとり、相手の頭の中を変える側面を表す。 -
動詞
〜しないよう説得する(否定の行動へ誘導)
persuade A not to do / persuade A out of doing の形で、ある行動を思いとどまらせるときにも使われる。見落とされがちだが入試頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
persuadeは「説得に成功した」という結果まで含む動詞。「説得しようとしたが失敗した」という意味では使えない。失敗した場合はtry to persuade(説得しようとした)と表現するか、類義語のconvinceも同様。この点でtalkやargueとは異なる。
convince との混同に注意。convinceは「認識・確信を変える」知的な側面が強く、persuadeは「行動まで促す」意志・感情への働きかけを含む点で広い。ただし現代英語では両者の差は小さくなりつつある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| convince | 主に「頭で納得させる」知的・論理的な説得を指す。必ずしも行動を促すわけではなく、信念の変容に焦点がある。persuadeより感情的な訴えかけのニュアンスが薄い。 |
| coax | 優しくなだめたり、おだてたりして相手を動かすイメージ。論理よりも感情・雰囲気への働きかけで、粘り強くじわじわ誘導するニュアンスがある。 |
| induce | 何らかのインセンティブ(利益・条件)を与えることで行動を引き起こす。言葉による説得というよりも、状況や条件を整えて動機付けるニュアンス。 |
対義語: dissuade、deter
6派生語・関連語
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persuasion
名詞
説得(行為);確信;(宗教・政治的)信念・立場 -
persuasive
形容詞
説得力のある -
persuasively
副詞
説得力をもって -
persuasiveness
名詞
説得力
7コロケーション
- persuade A to do(Aを説得して〜させる)
- persuade A of B(AにBを確信させる)
- persuade A out of doing(Aを説得して〜するのを思いとどまらせる)
8確認テスト
The doctor persuaded the patient of the need for immediate surgery.
① 医師は患者を手術室に説得して連れて行った。
② 医師は患者に即座の手術の必要性を確信させた。
③ 医師は患者に手術を勧めたが、断られた。
④ 医師は患者の手術の必要性を疑った。
②が正解。persuade A of B は「AにBを確信させる」という構文で、行動ではなく「認識・信念」を変えさせる用法。①は行動への誘導だが構文が合わない(toがない)。③はpersuadeが失敗の意味を含まない点で誤り。④は意味が逆。コアイメージ「心を動かして変える」がここでは信念・認識の変容として現れている。
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