sudden
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
suddenのコアイメージは「予告なく、準備する間もなく何かが起こる」こと。語源はラテン語のsubitaneus(すぐに来る)に由来し、「前触れがない」という点が本質。単に「速い」(fast)や「即座の」(immediate)とは異なり、suddenは「それが起きる前に兆候がなかった」という点を強調する。嵐が急に来る、決断が突如下される、感情が唐突に湧き上がる――いずれも「その前に準備や予測のチャンスがなかった」というニュアンスが共通している。そのため、日本語では文脈に応じて「突然の」「急な」「にわかの」「唐突な」など様々に訳し分けるが、常に「予期せぬ」という感覚が底にある。
2意味一覧
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形容詞
突然の、急な
事前の兆候や準備なしに起こるというコアイメージそのまま。最も基本的な使われ方。 -
形容詞
唐突な、性急な(行動・発言について)
人の行動や発言に使うと「前置きなく、相手に準備させないまま」という意味合いが出る。日本語では「唐突な」「性急な」が近い。 -
名詞(慣用句)
all of a sudden(突然に)
名詞として単独で使われることはほぼないが、「all of a sudden」という副詞句で頻出。「全体が突然に」という感覚でコアイメージが強調される。
3例文
4よくある間違い・注意点
suddenは「速さ」ではなく「予告のなさ」がポイント。quickやrapidは単に速いことを意味するが、suddenは「それが来る前に準備できなかった」という驚きや不意打ちのニュアンスを含む。たとえばa sudden stopは「スピードが速い停止」ではなく「予期しない停止」。
suddenは原則として名詞を修飾する形容詞か、all of a suddenという句の中で使われる。「突然に」と副詞的に言いたい場合はsuddenly、またはall of a suddenを使うこと。× He came sudden. → ○ He came suddenly.
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| abrupt | 突然さに加えて「ぶっきらぼう・無愛想」というネガティブなニュアンスが強い。特に人の態度や話し方に使うとそっけなさを意味することが多い。 |
| unexpected | 「予期していなかった」という主観的な驚きに焦点。suddenは出来事の性質(予告なし)に焦点を当て、unexpectedは受け取る側の心理状態を強調する。 |
| abrupt | suddenと近いが、abruptはより「唐突で荒っぽい」印象。an abrupt endは「ぶつ切りの終わり」という粗さがあるが、a sudden endは単に「予告なしの終わり」。 |
| instantaneous | 「瞬時の」という意味で速さに焦点。suddenのように「予告なし」というニュアンスはなく、「ほぼ時間ゼロで起きる」ことを強調する。 |
対義語: gradual(徐々の)、expected(予期された)、anticipated(予想された)
6派生語・関連語
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suddenly
副詞
突然に、急に -
suddenness
名詞
突然さ、唐突さ
7コロケーション
- a sudden change(突然の変化)
- a sudden death(突然死/サドンデス)
- all of a sudden(突然に/慣用句)
8確認テスト
「The negotiation had been going smoothly, but then came a sudden turn that no one had anticipated.」
①ゆっくりとした転換
②予期せぬ急展開
③激しい議論
④長期的な変化
②「予期せぬ急展開」が正解。suddenのコアイメージは「前触れなく起きる」こと。交渉が順調だったという文脈に続いて「a sudden turn」が来ており、「誰も予測していなかった(no one had anticipated)」という補足からも、suddenが「準備も予告もなく訪れた展開」を意味していることがわかる。①gradualの意味、③④はそもそもturnの訳として不自然。
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