survive
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
surviveは「super-(〜を越えて)」+「-vive(生きる)」というラテン語の合成語に由来します。コアイメージは「ある危機・試練・時間の壁を越えてなお存在し続ける」こと。物理的な死の危機を乗り越える「生き残る」が典型的な意味ですが、これに限らず、「困難を切り抜ける」「(誰かより)長生きする」「(物・習慣などが)廃れずに残り続ける」という意味にも自然に広がります。主語は人だけでなく、建物・文化・記憶なども取れることが重要なポイントです。「存在の継続」という軸が共通して流れています。
2意味一覧
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動詞(自動詞・他動詞)
生き残る、切り抜けて生き延びる、助かる
危険・災害・事故などの「壁」を越えて生存が続く状態がコアイメージそのもの。他動詞として直後に危機的状況を目的語に取れる点が英語らしい。 -
動詞(他動詞)
〜より長生きする、〜の死後も生き続ける
「ある人の死という時間的壁を越えて自分の存在が続く」という意味。She survived her husband.(夫より長生きした)のように使う。日本語には直訳しにくいが、コアイメージを知れば自然に理解できる。 -
動詞(自動詞)
(物・文化・習慣などが)廃れずに残り続ける、存続する
主語が人以外でも「時代・変化の壁を越えて存在し続ける」というコアが働く。Few ancient manuscripts have survived.(現存する古代写本は少ない)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
survive は他動詞として直接目的語を取れる(survive the accident)のに、×survive from the accident と from を入れてしまう誤りが多い。日本語の「〜から助かる」に引きずられないよう注意。
「生き残る」だけに意味を限定しがち。She survived her husband. のように「〜より長生きする」や、建物・文化が「存続する」という意味でも頻出するため、主語と文脈を必ず確認すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| endure | 「耐えて持ちこたえる」という苦痛・困難への忍耐プロセスに焦点がある。surviveが「結果として生き残る・残存する」という結果を重視するのに対し、endureは継続する苦しみに耐えるニュアンスが強い。 |
| outlive | 「〜より長生きする」の意味では同義。ただしoutliveは人や物を長さ・期間で上回ることに特化しており、危機を切り抜けるニュアンスはない。 |
| persist | 物・状態・習慣が「根強く続く」ニュアンス。surviveが「脅威に反して残る」含意を持つのに対し、persistは単に「継続する」意味合いが強い。 |
対義語: perish、die out、succumb
6派生語・関連語
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survival
名詞
生存、生き残ること、存続
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survivor
名詞
生存者、生き残った人 -
surviving
形容詞
生存している、残存している(surviving members:残存メンバー)
7コロケーション
- survive a disaster / crash / attack(災害・墜落・攻撃を生き延びる)
- survival of the fittest(適者生存)
- sole survivor(唯一の生存者)
8確認テスト
“Many folk traditions have survived in rural areas despite modernization.”
① 多くの民間伝承は近代化にもかかわらず農村地域で生き残ってきた
② 多くの民間伝承は近代化のおかげで農村地域に広まった
③ 多くの民間伝承は近代化によって農村地域から消滅した
④ 多くの民間伝承は近代化とともに農村地域で変化した
① が正解。surviveのコアイメージは「〜の壁を越えて存在し続ける」であり、ここでは主語が文化・伝承(人ではない)で、「近代化という変化の壁を越えて存続している」という意味。②〜④はコアイメージと正反対か、別の動詞(spread / disappear / change)のニュアンスになる。
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