tedious
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
tediousの語源はラテン語の「taedium(嫌気、倦怠)」。コアイメージは「長く続く単調さによって精神的・肉体的に疲弊させる」こと。単に「つまらない」という感情の薄さだけでなく、「うんざりするほど長い」「くどくどしている」というニュアンスが重要。bored(退屈している)が感情の状態を指すのに対し、tediousは対象そのものの性質——つまり「それ自体が人を疲弊させるほど単調・冗長である」ことを表す。長い会議、繰り返しの作業、くどい話し方など、「終わりが見えず消耗する」ものに使われるのが特徴。
2意味一覧
-
形容詞
退屈な、うんざりするほど長い・単調な
長く続く単調さが精神的疲労をもたらすというコアイメージから、対象(作業・話・文章など)が「うんざりするほど続く退屈さを持つ」という意味が生まれる。 -
形容詞
くどい、冗長な(話や文章が)
「終わりが見えない単調さ」のイメージが、話や文章の「無駄に長くてくどい」という意味にも自然につながる。必要以上に長引く性質そのものを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
boringと混同しがち。boringは「刺激がなくて退屈」という比較的軽いニュアンスだが、tediousは「長さや単調さによってうんざり・疲弊させる」という重みがある。退屈な映画にはboringが普通で、tediousを使うと「長くてくどくて疲れた」という強い不満が伝わる。
人(人物)に対してはほぼ使わない。tediousは作業・会議・文章・話など『もの・こと』の性質を述べる形容詞。人を指す場合はtedious person(くどい人)という形でなら使えるが、単独でa tedious personと言うのは稀で、不自然に聞こえることもある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| boring | 「刺激不足で退屈」という感情的な軽さが中心。tediousほど「長さによる疲弊」のニュアンスはなく、日常的な軽い不満に使いやすい。 |
| monotonous | 「変化がない・単調」に焦点が当たる。繰り返しのパターン自体を描写する語で、tediousよりも精神的疲労感は弱いが、単調さの描写としてはより客観的。 |
| dull | 「鈍い・活気がない・つまらない」と広い意味を持つ。色・天気・人物にも使える汎用語。tediousの持つ「長さ・くどさ」の含意はない。 |
| wearisome | 「疲れさせる・やっかいな」という意味でtediousに最も近い類義語。ただし文語的・やや古風な表現で、現代英語ではtediousの方が一般的。 |
対義語: exciting、stimulating、engaging、fascinating
6派生語・関連語
-
tediously
副詞
退屈に、うんざりするほど長く -
tediousness
名詞
退屈さ、単調さ(=tedium) -
tedium
名詞
退屈、倦怠(語源に最も近い形)
7コロケーション
- tedious task(うんざりするほど単調な作業)
- tedious process(長くて骨の折れる過程)
- tedious speech / lecture(くどくて長いスピーチ・講義)
8確認テスト
“Data entry is one of the most tedious jobs in the office.”
① 危険な
② 高度な技術が必要な
③ うんざりするほど単調な
④ 重要度の低い
③「うんざりするほど単調な」が正解。データ入力は繰り返し作業が続き、長くて変化のない単調な仕事の代表例。tediousのコアイメージ「長く続く単調さによって疲弊させる」がそのまま当てはまる。①②④はtediousに含まれないニュアンスで、文脈にも合わない。
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