spontaneous
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
spontaneousのラテン語源はsponte(自らの意志で)。「外部からの計画・強制・誘導なしに、内側から自然にわき出てくる」というのがコアイメージだ。人間の行動に使えば「衝動的・自発的」、自然現象に使えば「自然発生的」、化学・生物の文脈では「自然に起こる反応・回復」を指す。共通しているのは「何か外の力が働いたわけではなく、それ自体の内なる力や性質によって生じた」というニュアンス。だから「計画していなかったのに思わずやった行動」にも、「植物が自生する」にも、「発火が自然に起きる」にも同じ一語が使える。
2意味一覧
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形容詞
自発的な、思わずやった
外からの促しなく、内なる衝動や気持ちから行動が生じるというコアイメージ。計画や強制なしにその場でわき上がった行動・言葉・感情を表す。 -
形容詞
自然に起こる、自然発生的な
人間の行動だけでなく、自然現象や化学反応にも使われる。外部エネルギーや触媒なしにそれ自体の性質で起こるというコアイメージがそのまま当てはまる。 -
形容詞
(人柄が)気どりのない、自然体の
「作ったり飾ったりしていない、ありのままの内側から出てきた」というコアイメージから、人の振る舞いが自然で飾り気がない様子も表す。日本語では「自然体の」「率直な」が近い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「spontaneous=衝動的(悪い意味)」と決めつけないこと。日本語の「衝動的」は無計画でよくないニュアンスを帯びることが多いが、spontaneousには「作為のないピュアさ・生き生きとした自然さ」という肯定的ニュアンスが強い。文脈によって「自発的な」「自然体の」「思わずの」と訳し分けるのが重要。
impulsive(衝動的)との混同に注意。impulsiveは感情に押し流されて思慮なく動くネガティブな語。spontaneousは「外的強制がない自発性」に焦点があり、必ずしも軽率さを意味しない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| impulsive | 感情の勢いに任せて理性を欠く行動というネガティブなニュアンスが強い。spontaneousが「自然でありのまま」に重点を置くのと対照的。 |
| instinctive | 本能・習性から来る反応に焦点。spontaneousより生物学的・原始的な響きがある。 |
| voluntary | 「自らの意志で選んだ」という選択の側面が強い。spontaneousが「計画なしに自然にわき出た」ならば、voluntaryは「強制されずに意識的に決めた」。 |
対義語: planned、deliberate、forced、premeditated
6派生語・関連語
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spontaneously
副詞
自発的に、自然に、思わず -
spontaneity
名詞
自発性、自然さ、即興性
7コロケーション
- spontaneous combustion(自然発火)
- spontaneous applause(自然に起きる拍手)
- spontaneous recovery(自然回復)
8確認テスト
“The crowd broke into spontaneous applause when she finished her speech.”
① 義務的な拍手
② 計画された拍手
③ 自然に湧き起こった拍手
④ 形式的な拍手
③「自然に湧き起こった拍手」が正解。スピーチが終わった瞬間に、誰かが指示したわけでも事前に打ち合わせたわけでもなく、聴衆の内側からわき出てきた拍手というのがコアイメージ。「外部の計画・強制なしに、内側から自然に生じた」というspontaneousのニュアンスが最もよく表れている。
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