weapon
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
weaponのコアイメージは「相手を傷つけたり制圧したりするために使われる手段・道具」です。物理的な刃物や銃器(兵器・武器・凶器)はもちろんですが、英語ではこの概念が比喩的に拡張されており、「交渉の切り札」「議論の武器」「競争における強み」など、目的を達成するために相手を圧倒・制するあらゆる手段を指します。日本語の「武器」も比喩的に使われますが、weaponは特に「対立・競争の場で相手を上回るために持ち出すもの」というニュアンスが強く、具体的な凶器から抽象的な戦略・能力まで幅広くカバーします。文脈によって最適な訳語が変わるため、「何かと戦うための力ある手段」というイメージを軸に置いて読み解くことが大切です。
2意味一覧
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名
武器、兵器(軍事・戦闘用の物理的な道具)
コアイメージ「力の道具」の最も直接的な表れ。相手を物理的に傷つけ制圧するために使われる道具全般を指す。 -
名
凶器(犯罪において人を傷つける道具)
同じ物体でも犯罪の文脈では「凶器」と訳すのが自然。「力で相手を制する道具」というコアイメージが法律・事件の場面に適用されたもの。 -
名
(比喩)切り札、強み、手段(競争・交渉・議論などで相手を制するもの)
コアイメージが抽象的な「対立・競争の場」に拡張。知識・言葉・戦略なども「相手を圧倒する力ある手段」としてweaponになりうる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「weapon=物理的な武器・凶器」と限定して覚えてしまうと、比喩的な用法(例:Her smile was her secret weapon. 「笑顔が彼女の秘密の武器だった」)を見落とす。英語では日常的に「競争や議論で有利に働く強み」の意味でも頻繁に使われる。
armとの混同に注意。armは主に複数形arms(兵器・軍備)として使われ、国家・軍事レベルのニュアンスが強い(arms race=軍拡競争)。一方weaponは個別の「一つの武器」を指すことが多く、比喩表現にも使いやすい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| arm(arms) | 主に軍事・国家レベルの「兵器・軍備」を指し、組織的・制度的なニュアンスが強い。比喩表現にはほぼ使われない。 |
| tool | 「道具・手段」全般を指すが、対立・制圧の含意はない。weaponは「相手を上回る・制する」文脈に特化している。 |
| means | 「手段・方法」という中立的な語。weaponのような「力で相手を制する」攻撃的なニュアンスはなく、あらゆる方法を指す。 |
対義語: shield(盾)、defense(防御)
6派生語・関連語
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weaponize
動
〜を武器化する、兵器として使用する(比喩的にも:情報を武器化する、など) -
weaponry
名
(集合的に)武器類、兵器体系
7コロケーション
- carry a weapon(武器を携帯する)
- deadly weapon(凶器、致死的武器)
- secret weapon(秘密兵器、切り札)
8確認テスト
“In this competitive job market, fluency in multiple languages is your greatest weapon.”
① 凶器 ② 兵器 ③ 武器(切り札) ④ 障害
③ 武器(切り札)。「就職市場という競争の場で有利に働く強み」という比喩的文脈であり、「凶器」や「兵器」では物理的な暴力のニュアンスが入りすぎて不自然。weaponのコアイメージ「相手を制する力ある手段」が抽象的な能力(多言語運用能力)に適用された典型例で、「切り札」「強み」と訳すのが最も自然。
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