unite
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
uniteの語源はラテン語のunus(=one、一つ)。コアイメージは「もともと別々に存在していたものを、ひとつの塊・まとまりにする」こと。重要なのは、単に近づけるだけでなく、境界を取り払って「一体」にするという点。人が団結する、国家が合併する、目的が人々を一つにまとめる、対立するものが共通の敵の前でまとまる──いずれも「複数→一つ」という同じ方向性を持つ。自動詞(unite against〜)・他動詞(unite A and B)どちらでも使える。「一つになること」に焦点があるため、単なる集合ではなく、結合・融合のニュアンスが強い。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
〜を団結させる、一体化させる、合体させる
複数の存在を「一つ」にまとめる操作を表す。目的語が人なら「団結させる」、組織・国家なら「合併させる」「統一する」と訳すと自然。 -
動詞(自動詞)
団結する、一致する、合わさる
主語が複数で「自ら一つになる」動き。他動詞と同じコアイメージだが、外から統合する力ではなく、内側から結びつくニュアンスが出る。 -
動詞(他動詞)
〔共通の目的・感情が〕〜を一つにまとめる
主語が抽象的な「共通の目的・感情・危機」で、それが人々や集団を「一つ」に引き寄せる用法。見落とされがちだが受験でも頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
uniteは「ただ集まる」ではなく「境界が消えて一体になる」こと。gather(集まる)やjoin(加わる)と混同しないよう注意。gatherは人が一箇所に集まるだけで、一体化の意味は薄い。
united(形容詞)のUnitedは固有名詞にもよく使われる(United States, United Nations, Manchester United)。これもコアイメージ「複数→一つにまとまった」が語源。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| join | 「つなげる・加わる」が中心で、接触・連結のイメージ。境界を溶かして一体化するuniteより緩いつながりを表す。 |
| merge | 主に組織・企業などが「融合して区別がなくなる」ことに使う。uniteより完全に境界が消えるニュアンスが強く、人の団結には使いにくい。 |
| combine | 物・要素を「組み合わせる・合わせる」ことに広く使う。感情的・政治的な結束のニュアンスはなく、ニュートラルで機械的。 |
| unify | uniteと語源が同じで意味も近いが、unifyは「バラバラなものを一つの制度・体制にまとめ上げる」という、より計画的・完成形の統一感がある(unify a country)。 |
対義語: divide、separate、split
6派生語・関連語
7コロケーション
- unite against a common enemy(共通の敵に対して団結する)
- unite a divided nation(分裂した国家を統一する)
- unite in purpose(目的において一致団結する)
8確認テスト
The tragedy united the entire community in grief.
① その悲劇は地域全体を悲しみの中で孤立させた。
② その悲劇は地域全体を悲しみの中で一つにまとめた。
③ その悲劇は地域全体を悲しみから解放した。
④ その悲劇は地域全体に悲しみを広めた。
②
【解説】uniteのコアイメージは「別々のものを一つにする」こと。主語がthe tragedy(抽象的な出来事)で、それがコミュニティという複数の人々を「一つに結びつける」用法。悲しみという共通の感情が境界を取り払い、人々を一体化させるという自然なニュアンス。①のような「孤立させる」はdivide/isolateであり真逆。
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