welfare
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
welfareはwell(よく)+fare(進む・在る)から成る言葉で、「物事がうまくいっている状態」がコアイメージ。人間が健康・安全・幸福に「うまくやっていける」状態を指す。個人レベルでは「幸福・安寧」、社会レベルでは「福祉(みんながうまくやっていけるよう支える仕組み)」を意味する。さらに、その仕組みから給付される「生活保護」という具体的な意味にも発展する。「幸福」という抽象的な概念から「社会保障制度」という制度的な概念、「生活保護費」という具体的な給付まで、「人がwell(良い状態)であること」というひとつのコアから派生している。
2意味一覧
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名詞
幸福・安寧・健康
人や動物が「よくやっていける」状態そのものを指す、最も根本的な意味。個人の身体的・精神的な健康状態を含む。 -
名詞
福祉(社会的な支援の仕組み)
社会全体が「うまくやっていける」ように支える制度・活動を指す。child welfare(児童福祉)のように、集団を対象とした組織的な支援。 -
名詞
生活保護(費)・社会保障給付
主にアメリカ英語で「生活保護制度からの給付金」を指す口語的な用法。live on welfare(生活保護で暮らす)のように使われる。 -
名詞
繁栄・prosperity(経済的な順調さ)
物事が「うまくいっている」コアイメージが経済的な文脈に広がった用法。国や組織が順調に機能している状態にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「welfare=福祉」と覚えていると、live on welfare(生活保護で暮らす)やchild’s welfare(子どもの幸福・安全)のような文脈で意味が取れなくなる。コアは「人がうまくやっていける状態」であり、文脈によって「幸福」「福祉制度」「生活保護」と訳し分けるのが正確。
happinessとの混同に注意。happinessは「喜び・楽しい気持ち」という感情的な幸福感を指すが、welfareは感情だけでなく健康・安全・経済的安定を含む「全体的な良好な状態」を指す、より広い概念。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| well-being | welfareとほぼ同義だが、well-beingは個人の身体的・精神的・社会的な健康状態に焦点を当てることが多く、より現代的・心理学的な文脈で好まれる。 |
| happiness | 主観的な「喜び・幸せな気持ち」という感情に限定される。welfareのように健康・安全・経済状態を包括する客観的な意味合いは薄い。 |
| prosperity | 経済的な「繁栄・富裕」に焦点を当てた語。welfareは経済的側面に加え健康や安全も含む広い概念。 |
対義語: misery、hardship、deprivation
6派生語・関連語
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welfare state
名詞(複合語)
福祉国家(国民の生活・医療・教育などを国家が保障する体制)
7コロケーション
- social welfare(社会福祉)
- child welfare(児童福祉)
- live on welfare(生活保護で暮らす)
8確認テスト
“The new policy aims to promote the welfare of elderly people living alone.”
① 老人の財産
② 老人の生活保護費
③ 老人の幸福・健全な状態
④ 老人の自由
③が正解。welfareのコアは「人がうまくやっていける状態」であり、ここでは高齢者の健康・安全・生活の質を含む総合的な「幸福・安寧な状態」を指す。①の財産はproperty、②の生活保護費はlive on welfareのような受給文脈で使われ、ここでは不自然。④の自由はfreedom。
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