taste の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

taste

/téɪst/
【動】味がする、味わう、試食する、経験する
【名】好み、味覚、風味

重要度
17/23
ⓘ 重要度とは
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中学レベル

1コアイメージ

taste の核心
「感覚で「触れる・知る」」

tasteのコアイメージは「感覚器官を通じて何かに直接触れ、その質や性質を知る」こと。もともとラテン語で「触れる・試す」を意味する語に由来する。舌が食べ物に触れて風味を知る(味がする・味わう)、少量試して確かめる(試食する)、人生の出来事を肌で感じ取る(経験する)、そして繰り返し感覚的に触れることで培われた審美眼(好み・センス)——これらはすべて「自分の感覚で直接接触し、何かを知る・判断する」という同じ根っこから生えている。「taste」が「好み」を意味するのも、無数の体験に「触れて」きた結果として形成された感覚的判断力だからだ。

2意味一覧

  • 動詞
    〜の味がする
    食べ物が舌という感覚器官に触れたとき、どんな性質を伝えてくるか、という知覚のコアイメージ。主語は食べ物自身になることが多い。
  • 動詞
    〜を味わう・試食する
    人が意識的に舌を食べ物に触れさせ、その質を確かめる能動的な行為。「少量試す」という試食のニュアンスもここから来る。
  • 動詞
    〜を経験する・味わう
    抽象的な出来事や感情に「感覚的に触れる」ことで、それを実感として知るという比喩的拡張。success・defeat・freedom などと共によく使われる。
  • 名詞
    風味・味
    舌が物に触れたときに得られる感覚的情報そのもの。コアイメージの最も直接的な名詞形。
  • 名詞
    味覚
    「感覚器官を通じて味に触れる」能力そのもの。five senses(五感)の一つとしての感覚能力を指す。
  • 名詞
    好み・センス・審美眼
    数多くのものに感覚的に「触れて」きた蓄積から生まれた、美や価値を判断する能力。「あの人はtasteがある」は「洗練された審美眼を持つ」という意味になる。
  • 名詞
    ひと口・少量の体験
    「ちょっとだけ触れる・試す」という語源に近い意味。a taste of freedomなら「自由のほんの一端」と訳せる。見落とされがちだが重要な用法。

3例文

I hate this coffee. It tastes like dirt.
このコーヒー、最悪。泥みたいな味がする。
食べ物が主語になり、舌への感覚的接触がどんな性質をもたらすかを述べる典型的な用法。
After years of struggle, she finally tasted success.
長年の苦労の末、彼女はついに成功を味わった。
抽象的な体験に「感覚的に触れる」という比喩的用法。「経験する」より「実感として知る」ニュアンスが強い。
He has excellent taste in music.
彼は音楽の趣味(センス)が抜群だ。
多くの音楽に触れてきた結果として培われた審美眼・判断力を指す。「好み」より「洗練されたセンス」のニュアンスが出る。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

「taste like+名詞」と「taste of+名詞」の違いに注意。taste like dirt は「泥のような味がする(全体的な類似)」、taste of lemon は「レモンの風味がある(部分的に感じられる)」とニュアンスが異なる。

tasteを「経験する」の意味で使うとき、experienceと混同しがち。experienceは出来事に「関わる」という客観的なニュアンスが強いが、tasteは「肌で感じる・実感する」という感覚的・主観的な重みがある。a taste of the real world(実社会のリアルをほんの少し経験すること)のように、「初めて少し触れる」という含意もある。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
flavor 名詞専用で「風味・フレーバー」の意味のみ。tasteが感覚的な接触全般をカバーするのに対し、flavorは食べ物・飲み物の味・香りの特徴そのものに焦点を当てる。「好み」や「審美眼」の意味はない。
experience 「経験する」の意味でtasteと近いが、experienceは出来事に継続的・客観的に関わるニュアンス。tasteは「初めて感覚的に触れる」「実感として知る」という主観的・一時的な含意が強い。
preference 「好み」の意味でtasteに近いが、preferenceは複数の選択肢の中での比較的・論理的な優先度。tasteは感覚と経験から培われた審美眼・センスそのものを指し、より深みのある概念。

対義語: distaste(嫌悪・不快感)、tastelessness(センスのなさ)

6派生語・関連語

  • tasty
    形容詞
    おいしい・風味豊かな

  • tasteful
    形容詞
    趣味のよい・上品な・センスがある(審美眼の意味から)

  • tasteless
    形容詞
    味のない/センスのない・品のない

  • distaste
    名詞
    嫌悪感・不快感(dis+taste で「感覚が離れる」)

  • distasteful
    形容詞
    不快な・嫌な

7コロケーション

  • have a taste for 〜(〜が好きだ・〜への好みがある)
  • taste like / taste of 〜(〜のような味がする)
  • a taste of 〜(〜をほんの少し経験すること・〜の一端)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

“The internship gave her a taste of what working in the fashion industry was really like.”

①ファッション業界の仕事についての情報を与えた
②ファッション業界で働くとはどういうことかをほんの少し実感させてくれた
③ファッション業界の仕事の味を楽しませてくれた
④ファッション業界の仕事に対する好みを育てた

▶ クリックして解答を表示
②。a taste of 〜 は「〜にほんの少し感覚的に触れる体験」というコアイメージから来ており、「〜の一端を実感する経験」を意味する。①はtasteの感覚的・体験的ニュアンスが欠落、③は味覚の意味に引きずられた誤訳、④はtaste=好みの意味に引きずられた誤訳。インターンシップを通じて実際の現場を肌感覚で少し経験した、という②が最も自然。


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