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【決定版】定期テストの役割と活用方法

はじめに

現役生は年間約20日×5回、つまり約100日を定期テスト対策に費やします。これは年間の学習可能時間の約1/3に当たります(定期テスト対策期間は勉強時間が増えることを考慮)

よって、定期テスト対策指導は、現役生には必須です。

定期テスト対策は学校指定の問題集だけで済むものではありません。高校で指定される教材は難易度的に医学部・上位校合格には足らないケースが多いため、松濤舎指定の問題集を使った定期テスト対策をしてもらいます。

定期テスト対策がすべての基礎

定期テストをペースメーカーとして、テスト範囲の習得レベルを上げようと勉強するのが基本です。

定期テストで良い成績、良い学年順位、良い点数を取得すべく、勉強していってください。

入試に不要な教科には時間をかけなくてもよいです。

定期テストは最終的に必要な学力を身につけるための手段であり、目的ではありません。

学校指定の問題集だけやればよいわけではない

定期テスト対策期間は、試験の【範囲だけ】を勉強すればOKですが、試験で出される【問題集だけ】をやるのは間違っています。

一つ目の理由は、1冊の問題集では類題演習が不足するからです。もう一冊、できたら網羅性が高く、ひと回り難しい問題が載っている問題集を使えば、定期テスト対策にもなりますし、知識体系も構築できるため大学受験対策にもなります。

それにもかかわらず、「学校指定の問題集からしか定期テストは出ない」という理由で学校指定の問題集だけを使うのは、目的と手段を取り違えています。指定校推薦を狙っているのであればまだわかりますが(それでもリスクが高すぎるので推奨しませんが)、一般入試で受験するのであれば注意が必要です。

学校指定問題集は最適化されていない

学校指定の問題集だけではいけないのにはもう一つ理由があります。

学校指定の問題集を必ずヒアリングしているのですが「どうしてこれを使っているんだろう?」というケースが多いからです。例えば、『赤チャート』(数研出版)や『ニューレジェンド』(東京書籍)などが進学校で指定されていることがあるのです。

こうした問題集を極めることに、時間を使うのは時間がもったいなさすぎます。

もし学校指定の問題集が、大学受験を見越した場合でも問題ない場合は、徹底的に学校指定の問題集をやり込むことで方針が大きくズレることはありませんが、そうでないことも多いので注意しましょう。

定期テストの約3週間前から対策を始める

定期テスト対策は、約3週間前を目安に開始してください。

模試は7日前から、出題範囲を復習する

定期テストの話から一瞬それますが、密接に関係するので模試の話をします。模試が迫ってきたら、模試の7日前から出題範囲を復習してください。

定期テストの出題範囲は新出分野がメインとなりますが、模試の出題範囲は既習範囲すべてとなります。そのタイミングで、これまで勉強してきたこと(忘れていることも多いはずです)をひと通り復習します。

このように、定期テストは新たに習った範囲の習得レベルを徹底的に上げる期間、模試は一度習得した問題を復習する機会、という役割分担になります。

指定問題集を使い、定期テスト範囲を勉強する

定期テスト対策には指定問題集を活用した勉強も含まれます。

例えば、年間のメインカリキュラムは英語と数学のみの人でも、定期テストで理科の勉強をする必要がある場合は、理科の指定問題集をあらかじめ購入し、定期テスト対策で使います。

結果的に定期テストの成績も伸び、後にメインカリキュラムとして理科の問題集を指定したときにも一定できるようになっているという状況を作ることができます。

勉強は後手に回ると不利になります。先手が打てるよう、高1から定期テストの範囲を終わらせていきます。

なお、松濤舎では通塾コースにおいて、定期テストの返却結果があれば提出してもらっています。どれくらいのレベルの問題が解けている・解けていないのかを直に確認し、学習計画や勉強方法指導に反映しています。

「【決定版】定期テストの役割と活用方法」に関するQ&A

定期テスト対策はどのように始めるべきですか?
定期テスト対策は、約3週間前から始めるのが理想です。この期間にしっかりと範囲を復習し、知識を定着させることが重要です。特に新出分野の習得を重視しましょう。
学校指定の問題集だけで十分ですか?
学校指定の問題集だけでは不十分な場合が多いです。難関大受験を目指すなら、追加の問題集を使って類題演習を行い、知識体系を構築することが推奨されます。
定期テストの勉強に模試はどのように活用すべきですか?
模試は定期テストの7日前から出題範囲を復習することで、これまでの学習内容を確認する良い機会です。模試を通じて、知識の定着度を測ることができます。
定期テスト対策に必要な教材は何ですか?
定期テスト対策には、指定問題集に加え、網羅性が高く難易度の高い問題集を使用することが効果的です。これにより、大学受験対策にもつながります。
定期テストを受ける目的は何ですか?
定期テストは、最終的に必要な学力を身につけるための手段です。良い成績を目指すことは重要ですが、目的は学力向上であることを忘れないでください。
定期テスト対策の期間中に注意すべきことは?
定期テスト対策中は、試験範囲だけを勉強するのではなく、関連する知識も広げることが大切です。目的と手段を混同しないよう注意しましょう。
定期テストの成績を向上させるためのポイントは?
定期テストの成績を向上させるためには、計画的に勉強を進め、指定問題集を徹底的に活用することが重要です。また、復習を怠らず、理解を深めることが求められます。
定期テスト対策での時間管理はどうすれば良いですか?
定期テスト対策では、時間を効率的に使うことが重要です。計画を立て、各教科の勉強時間をバランスよく配分し、進捗を確認しながら進めましょう。
定期テストと模試の違いは何ですか?
定期テストは新出分野の習得を確認するためのもので、模試は既習範囲の復習を目的としています。両者の役割を理解し、適切に対策を行うことが重要です。
定期テスト対策における松濤舎の役割は?
松濤舎では、定期テストの返却結果を基に学習計画を立て、個別に指導を行っています。生徒の理解度を把握し、最適な勉強法を提案することが特徴です。