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【決定版】『読んで深める 日本史実力強化書』の使い方とレベル

松濤舎が推奨する指定問題集です。

読んで深める日本史実力強化書
塚原 哲也
駿台文庫 (2018-05-01)

 

『読んで深める 日本史実力強化書』の対象者・レベル

東大・一橋の個別試験で日本史Bを選択する人が対象です。

上記以外の大学で、個別試験に日本史Bが必要な受験生には、『石川晶康 日本史B講義の実況中継』を推奨します。

また、共通テストでのみ日本史Bが必要な人は『センターはこれだけ! 金谷俊一郎の日本史B』を使いましょう。

『読んで深める 日本史実力強化書』の位置づけ

日本史Bは用語の正確な暗記をすることがもっとも重要です。『読んで深める 日本史実力強化書』は難しい用語まで詳しく丁寧に解説されているので、東大・一橋対策において不足がありません。

また、著書の塚原先生は日本史の論述関係では日本で最も実力があるので、論述対策を考えると『読んで深める 日本史実力強化書』がベストです。

教科書や資料集は限られたページ数内で知識を収める必要があるため、事実関係の掲載にとどまります。よって、どうしても教科書や資料集だけでは丸暗記になってしまいます。『読んで深める 日本史実力強化書』は教科書や資料集という骨子に肉付けをしたものと考えてください。

『読んで深める 日本史実力強化書』の使い方

一問一答系の問題集や過去問を解きながら『読んで深める 日本史実力強化書』を読んで知識の体系化を行えばOKです。

『読んで深める 日本史実力強化書』と併用する問題集

『入試に出る 日本史B 一問一答』

 

一問一答系の問題集と併用して使います。『入試に出る 日本史B 一問一答』は必要十分な語彙量を掲載しているのは当然のこと、通史、テーマ史、史料で分かれているので学びやすいです。

過去問

 

 

東大・一橋は過去問を使った対策をすることが中心となります。本書『読んで深める 日本史実力強化書』を使いながら過去問を解いていきます。

『読んで深める 日本史実力強化書』と『石川晶康 日本史B講義の実況中継』の比較

東大、一橋を除く国公立・私立文系学部を受験する人は、『石川晶康 日本史B講義の実況中継』を利用すると良いでしょう。

『読んで深める 日本史実力強化書』は”良い意味”で文体が硬いです。”良い意味”というのはどういうことかというと、そのまま大論述・小論述の文章に使える文章であるということです。

やさしい文体は理解しやすいですが、そのままでは論述に使いにくいです。一方、硬い文体は理解が難しいですが、論述にそのまま使えるという利点があります。

『石川晶康 日本史B講義の実況中継』はCDもついているので、移動時間や隙間時間に聞きながら流れをインプットして問題演習に入れるというメリットもあるので、東大・一橋用を買っておけば間違いないと考えるのではなく、志望校にあったものを見極めましょう。

『読んで深める 日本史実力強化書』の習得レベル

レベル1:ひと通り読んだ

※参考書であるため、習得レベルは1段階のみとなります。

『読んで深める 日本史実力強化書』の目次

目次
第1章原始社会
第2章古代のはじまり
第3章律令国家の展開
第4章古代から中世へ
第5章朝廷と武家政権
第6章中世社会の変質
第7章中世社会の成長
第8章中世から近世へ
第9章近世社会の展開
第10章近世から近代へ
第11章近世のはじまり
第12章明治維新
第13章立憲国家の成立
第14章帝国日本とデモクラシー
第15章立憲国家の変容
第16章帝国日本の解体
第17章米ソ冷戦と日本
第18章21世紀のはじまり

読んで深める日本史実力強化書
塚原 哲也
駿台文庫 (2018-05-01)