decorate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
decorateのコアイメージは「何かの表面や空間に手を加えて、見た目を美しく・印象的に仕上げること」。ラテン語のdecorare(美しくする)が語源で、decorum(礼儀・品位)とも同じ根を持つ。単に「物を置く」のではなく、「全体として美しい状態に整える」という意図的な行為がポイント。部屋にペンキを塗るのも「空間を美しく整える」行為であり、勲章を授けるのも「人の外見・肩書きを誇り高く装飾する」行為として同じコアイメージから理解できる。「飾る」という日本語訳は正しいが、それにとどまらず「整える・格を高める」というニュアンスまで含んでいることを覚えておこう。
2意味一覧
-
動
(場所・物を)飾る、装飾する
空間や物の表面に美的要素を加えて見た目を整えるという、コアイメージの最も直接的な表れ。 -
動
(壁・部屋に)ペンキを塗る、模様替えをする
主にイギリス英語で使われる用法。部屋の内装を塗り直すことも「空間を美しく整える」行為であり、コアイメージと直結する。 -
動
(人に)勲章・賞を授ける
「人を誉れで飾る」という発想で、功績ある人の外見・肩書きを格式高く装飾するイメージ。受動態 be decorated for … の形で「〜の功績により叙勲される」と使われることが多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「勲章を授ける」という意味を知らない受験生が多い。be decorated for 〜 という受動態の形で長文に登場することがあり、「飾られた?」と混乱しがち。「誉れで人を装飾する」というコアイメージを意識すると自然に理解できる。
decorateは「意図的に美しく整える全体的な行為」を指すのに対し、ornamentやembellishは「細部にあしらいを加える」ニュアンスが強い。decorateをembellishと同義に使いすぎないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| adorn | 装飾品そのものが主役で「〜が…を美しく引き立てる」というニュアンスが強く、詩的・文語的な表現に多い。decorateが行為に焦点を当てるのに対し、adornは結果の美しさに焦点を当てる。 |
| ornament | 個々の装飾品(名詞)や「細部に飾りをあしらう(動詞)」の意味で使われ、decorateよりも部分的・付加的なニュアンス。 |
| embellish | 元のものに手を加えて「より豪華・華やかにする」ニュアンスで、話や文章を「誇張・脚色する」意味にも使われる。decorateよりやや大げさな印象。 |
対義語: strip、bare
6派生語・関連語
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decoration
名
装飾(行為);飾り、装飾品;勲章 -
decorative
形
装飾的な、飾り用の -
decorator
名
インテリアデザイナー;(英)塗装・内装業者 -
decorative
形
装飾的な、見た目を美しくするための -
décor
名
(部屋・舞台などの)装飾、内装のスタイル
7コロケーション
- decorate A with B(AをBで飾る)
- be decorated for 〜(〜の功績で勲章を授けられる)
- decorated with lights(イルミネーションで飾られた)
8確認テスト
“The general was decorated for his outstanding service to the country.”
① その将軍は国への多大な貢献のために飾り付けられた。
② その将軍は国への多大な貢献により勲章を授けられた。
③ その将軍は国への多大な貢献のためにペンキを塗り直された。
④ その将軍は国への多大な貢献のために装飾品を受け取った。
②。decorated for 〜は「〜の功績で勲章を授けられる」という意味の重要表現。decorateのコアイメージ「外見を美しく・格式高く整える」が人間の名誉や肩書きにも適用された例。①③④はコアイメージを表面的・文字通りに解釈してしまったもので不自然。
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