excuse
【名】口実、言い訳
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
excuseの語源はラテン語のex-(外へ)+causa(原因・罪)で、「原因・責任の外に出す」こと。つまり「その人に責任があるとされている状態を解除してあげる」のがコアイメージ。動詞として使えば「(責任を取り除いて)許す・免除する」、名詞として使えば「(自分の責任を外に押し出すための)言い訳・弁解」になる。Excuse me! は「私への(邪魔した・失礼した)責任を取り除いてください=お許しください」という発話であり、すべての意味がこの一つのイメージから自然につながっている。
2意味一覧
-
動
(過失・失礼などを)許す、大目に見る
相手が負っている「責任の重み」を取り除いてあげること。Excuse me. の用法がまさにこれ。 -
動
(義務・出席などを)免除する
義務という「責任の重み」をその人から取り除いてあげるイメージ。 -
動
(自分の行為を)弁明する、正当化する
自分に向けられた責任を「外に押し出す」ために理由を述べること。 -
動
(人を場や義務から)退出させる、解放する
「その場にいる義務」という重みを取り除くこと。May I be excused?(席を外してよいですか?)がこの用法。 -
名
言い訳、口実、弁解
自分への責任を外に追い出すために使う理由・根拠。動詞の「責任を外に出す」行為の産物。
3例文
4よくある間違い・注意点
Excuse me と I’m sorry の使い分けに注意。Excuse me は「これからする/してしまった軽い失礼への許可・許し」を求めるのに対し、I’m sorry は「相手を傷つけたことへの後悔・謝罪」。人をどかす時や道を聞く時は Excuse me が自然で、I’m sorry を使うと「あなたを傷つけてしまって本当に申し訳ない」という重いニュアンスになる。
名詞 excuse(言い訳)は否定的なニュアンスを持つことが多い。reason(理由)は中立的だが、excuse は「責任逃れのための理由」という含みがあるため、make excuses(言い訳をする)は批判的な文脈で使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| forgive | より深い感情的な許しを指す。相手が悪いと認識しながらもそれでも許すという意志的・道徳的な行為。excuseは責任を軽くする手続き的許しだが、forgiveは心の中での解放を伴う。 |
| pardon | 公式・格式のある文脈での許しに使われることが多い。法的な恩赦や、聞き取れなかった時のPardon?など。excuseより改まったニュアンス。 |
| justify | 行為が正しかったことを論理的に証明・正当化すること。excuseは「責任を軽くする」だが、justifyは「そもそも間違っていなかった」と主張するニュアンスが強い。 |
| pretext | 名詞として使い、excuse(言い訳)より悪意のある口実・偽りの理由を指す。意図的に真実を隠すための言い訳。 |
対義語: blame、accuse、condemn
6派生語・関連語
-
excusable
形
許せる、弁解の余地がある -
inexcusable
形
許しがたい、弁解の余地がない -
excusably
副
もっともなことに、無理もなく
7コロケーション
- make an excuse(言い訳をする)
- a poor / lame excuse(苦しい言い訳、へたな言い訳)
- Excuse me for -ing(〜して失礼します)
8確認テスト
The manager excused the new employee from attending the early morning meeting.
① 新入社員が早朝会議に欠席したことを許した
② 新入社員を早朝会議への出席から免除した
③ 新入社員に早朝会議の言い訳をさせた
④ 新入社員に早朝会議への参加を命じた
② 正解は②。excuseのコアイメージは「責任の重みを取り除く」こと。ここでは「早朝会議に参加しなければならない義務」という責任をマネージャーが新入社員から取り除いた、つまり「免除した」という意味になる。①は過去の欠席への許しを意味し文脈と合わない。③④はイメージが逆方向。
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