union
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
unionのコアイメージは「複数の独立したものが結びついてひとつの整った状態になること」です。ラテン語のunus(ひとつ)が語源で、「一体化」「結合」という感覚が根底にあります。国家どうしが合わされば「連邦・連合」、人々が共通の目的で束になれば「組合・同盟」、二者が心を合わせれば「団結・和合」となります。重要なのは、単にくっついているだけでなく、それぞれが独立性を保ちながらも有機的につながっているという点です。この「個の独立性+全体としての一体感」というニュアンスが、unionをただの「集まり」を意味するgroupやassemblyと区別します。
2意味一覧
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名
団結・和合(人や気持ちが一つになること)
バラバラな個人の意志や力が結びついてひとつの強い状態になるイメージ。抽象的な「一体化」の状態を指す。 -
名
連合・連邦(国や地域が結びついた政治体)
独立した国家や地域が主権を保ちつつ一つの大きな政治的まとまりを作るイメージ。例:the European Union(EU)。 -
名
組合(労働者・職業などが共通利益のために結集した団体)
同じ立場の人々が利益や権利を守るために「一体化」した集団。trade union(労働組合)が典型的な用法。 -
名
同盟・協会(共通の目的を持つ団体・組織)
共通の目的や信念のもとに複数の主体が結びついた組織体。スポーツや宗教など幅広い分野で使われる。 -
名
結婚・婚姻(二者の結合)
二つの独立した存在がひとつになるというコアイメージがそのまま「婚姻による結合」に適用される、やや格式ある表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
「union=組合」とだけ覚えてしまい、European Union(欧州連合)やunion of two nations(両国の結合)などの文脈で意味が取れなくなる。常に『ひとつになること』というコアイメージに立ち返ることが重要。
unityとの混同に注意。unityは「すでに一体となっている状態・まとまり感」を強調するのに対し、unionは「複数のものが結合するプロセスや結果として生まれた組織・体制」に焦点がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| unity | 「一体となっている状態・統一感」を表し、過程より状態を強調する。unionが「結合した組織・団体」を指せるのに対し、unityは抽象的な「まとまり」の感覚に使われることが多い。 |
| alliance | 主に国家・政党・企業間の「同盟・提携」を指し、利害や目的が一致した際の戦略的なつながりを強調する。unionより一時的・目的限定的なニュアンスがある。 |
| federation | 自治権を持つ複数の州や国が結びついた「連邦制」の組織を指す。unionより制度的・構造的なニュアンスが強い。 |
対義語: division、separation、disunion
6派生語・関連語
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unite
動
団結させる・一つにする
-
united
形
団結した・連合した(例:United States)
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unity
名
統一・一体性・まとまり
-
unify
動
統一する・統合する
-
unification
名
統一・統合(プロセスや結果)
7コロケーション
- trade union(労働組合)
- European Union(欧州連合)
- join a union(組合に加入する)
8確認テスト
“After years of conflict, the two regions finally achieved union under a single government.”
① 組合
② 和解
③ 合併・統合
④ 同盟条約
③ 合併・統合。二つの地域が「一つの政府のもとで一体化した」というコアイメージがそのまま表れており、ここでは政治的な「統合・合一」を意味する。①の「組合」は労働者などの団体を指す用法で文脈と合わない。②の「和解」はreconciliationが適切。④の「同盟条約」はallianceに近いニュアンスで、contractや treaty のような法的文書を想起させるため不自然。
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