transaction
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
transactionは「横切って・越えて」を意味するtrans-と「行う・実行する」を意味するact(act)が組み合わさった語。二者の間で何かが「やり取りされ、完了する」というイメージが根底にある。単なる「行為」ではなく、必ず相手方との相互的なプロセスを経て完結することがポイント。商業的な「売買・取引」が最も一般的だが、情報・書類・データなど金銭以外のものが二者間でやり取りされ処理される場面にも幅広く使われる。ITやビジネスの文脈では「一連の処理が不可分に完了すること」というニュアンスが特に強くなる。
2意味一覧
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名詞
取引、売買
二者間で金銭・商品・サービスが行き来し完結するというコアイメージがそのまま商業的文脈に当てはまる。 -
名詞
(IT・システム上の)処理、トランザクション
データベースなどで、複数の操作が一体として「完了するかすべて取り消されるか」という単位もコアイメージと一致し、現代では頻出の意味。 -
名詞
(組織・学会などの)議事録、紀要(複数形 transactions)
会議や学術団体における「双方向のやり取り(議論・発表)」が記録されたものという意味でコアイメージと繋がる。
3例文
4よくある間違い・注意点
deal や trade と混同しがちだが、transactionは「一件のやり取りが完結した単位」というニュアンスが強く、数えられる名詞として使いやすい(a single transaction / thousands of transactions)。dealは「合意・条件交渉」、tradeは「継続的な商取引・貿易」に重点がある。
ITの文脈では「トランザクション」とカタカナ表記されるが、「全処理が成功するか、全部ロールバックされるか」という不可分性のニュアンスが含まれる専門的な意味だと知っておくと入試長文でも対応できる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| deal | 交渉・合意のプロセスや条件面に焦点があり、「取引の内容・条件」を指すことが多い。transactionは完了した「やり取りの一件」に焦点。 |
| trade | 継続的・習慣的な商取引や貿易全体を指す。transactionは個別の一件一件のやり取りを指す点で異なる。 |
| exchange | 物・情報・意見などの「交換」そのものを指し、必ずしも商業的文脈ではない。transactionは完結した処理というビジネス的ニュアンスが強い。 |
対義語: cancellation、reversal
6派生語・関連語
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transact
動詞
(取引・業務を)行う、処理する
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transactional
形容詞
取引上の、取引に関する;(関係が)利益交換に基づく
7コロケーション
- complete / complete a transaction(取引を完了する)
- financial transaction(金融取引)
- online transaction(オンライン取引・電子決済)
8確認テスト
“The database system ensures that each transaction is either fully completed or fully rolled back, so data integrity is always maintained.”
① 売買契約
② 一連の処理
③ 議事録
④ 振込手数料
② 一連の処理。データベースの文脈でtransactionは「全操作が成功するか、全部取り消されるか」という不可分な処理単位を指す。「双方向のやり取りが完結する」というコアイメージがITに応用された典型例。①は商業文脈、③は複数形での学術的用法、④は全く異なる意味であり不正解。
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