entitle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
entitleの語源はラテン語の「titulus(称号・タイトル)」。つまりen(〜の状態にする)+ title(称号・権利)で、「人や物に然るべき称号・立場・権利を付与する」というイメージが根底にある。人に対して使えば「〜する権利・資格を与える」、本や映画などに対して使えば「〜というタイトルをつける」という意味になる。どちらも「何かにふさわしい名前・地位・権利を正式に割り当てる」という共通のコアから派生している。受動態 be entitled to〜の形で「〜する権利がある」と使われることが特に多い。
2意味一覧
-
動詞
(人に)権利・資格を与える
「title(称号・地位)を付与する」というコアから、人にその立場にふさわしい権利を正式に認めることを表す。 -
動詞
(本・映画などに)題名・タイトルをつける
「作品に title を与える」という文字通りのコアイメージで、書籍や映画などに正式な名称を付けることを表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
be entitled to の後ろは「名詞」または「動詞の原形(to不定詞)」のどちらも取れるが、混同しやすい。be entitled to do(〜する権利がある)と be entitled to something(〜を受け取る権利がある)をしっかり区別しよう。
日本語の「偉そうにする」というニュアンスで ‘entitled person’(自分は特別扱いされて当然と思っている人)という表現がネイティブの日常会話で頻出するが、受験単語帳には載りにくい。entitlement mentality(権利意識が過剰な態度)も関連表現として押さえておきたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| qualify | 条件・要件を満たすことで資格が生じるニュアンスが強い。entitleは地位・身分・規則によって権利が付与されるイメージ。 |
| authorize | 権限のある者が公式に許可・認可するニュアンス。entitleより「上位者からの承認」の要素が強い。 |
| empower | 能力・力を与えて自立できるようにするニュアンス。entitleが「権利の付与」なのに対し、empowerは「能動的な力を与える」点が異なる。 |
対義語: disqualify、deprive(of)
6派生語・関連語
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entitlement
名詞
権利、資格;(福祉などの)給付金;(否定的ニュアンスで)過剰な権利意識 -
entitled
形容詞
権利・資格を持った;(否定的に)自分が特別扱いされて当然と思っている
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title
名詞・動詞
(名)称号、タイトル、権利書;(動)〜に題をつける
7コロケーション
- be entitled to + 名詞 / do(〜する権利がある)
- entitle A to B(AにBの権利を与える)
- a book entitled〜(〜と題された本)
8確認テスト
“Full-time employees are entitled to 20 days of paid vacation per year.”
① 正社員は年に20日の有給休暇を義務付けられている。
② 正社員は年に20日の有給休暇を取得する権利がある。
③ 正社員は年に20日の有給休暇を申請しなければならない。
④ 正社員は年に20日の有給休暇を超えて取ってはならない。
② 正解は②。be entitled to〜は「〜を得る正当な権利・資格がある」というコアイメージを表す。①は obligation(義務)、③は must apply(申請義務)、④は制限のニュアンスで、いずれもentitleのコアである「権利の付与」とは異なる。タイトル・称号を与えるというイメージから、「その人に当然帰属すべき権利を認める」という意味が自然に生まれる。
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