gap
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
gapのコアイメージは「本来つながっているはずの、または隣り合うべき2つのものの間にある開いた空間・差異」です。物理的な「隙間・穴」から始まり、時間的な「空白・抜け」、数値や概念の「差・格差」まで幅広く使われます。重要なのは、「単なる空間」ではなく、「2点が存在していて、その間に開きがある」という構造です。fence(柵)の gap は板と板の間の開き、age gap は2人の年齢という2点の間の差、communication gap は2者間の意思疎通の断絶を指します。この「2点間の開き」という構造さえ掴めば、どんな文脈でも自然な日本語訳が導けます。
2意味一覧
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名詞
(物理的な)隙間・穴・割れ目
2つの物体の間に生じた「開き」がそのまま物理空間に現れたもの。壁や柵の割れ目など。 -
名詞
(数値・程度の)差・格差・開き
2つの数値や水準の間にある「開き」を表す。年齢差・収入格差・点数差など、抽象的な2点間の距離。 -
名詞
(時間・知識・経験の)空白・欠落・抜け
連続して埋まっているべきものに「開き」が生じた状態。履歴書の空白期間や知識の穴など。 -
名詞
(意見・認識の)隔たり・ずれ・断絶
2者間の考え方や認識の間にある「開き」。communication gap(意思疎通の齟齬)や generation gap(世代間の意識のずれ)などがこれに当たる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「差」という意味では difference や distance とも訳せるが、gap は「本来埋まるべき・縮まるべき2点間の開き」というニュアンスが強い。単純な違いや距離には difference/distance を使い、格差や断絶を強調したいときに gap を選ぶと自然。
gap year(進学や就職前の1年間の猶予期間)のように、「意図的な空白期間」にも使われる。「欠落」というネガティブな意味だけでなく、こうした中立・肯定的な用法も覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| difference | 2つのものが「異なる」ことに焦点。差の大小や埋まるべきかどうかは含意しない。gapは「開き・断絶」のニュアンスが強い。 |
| interval | 時間や空間の「間隔」で、規則的・計画的な区切りに使う。gapは予期せぬ・望ましくない「欠け」に使われやすい。 |
| divide | 2つのグループや考えを明確に「分断する」もの。gapより対立・分裂のニュアンスが強い。 |
対義語: connection、continuity、unity
6派生語・関連語
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gapping
名詞
(言語学)省略;ギャップを埋めること -
gap year
名詞(句)
ギャップイヤー(進学・就職前の自由な猶予期間)
7コロケーション
- bridge / close / fill the gap(格差・隔たりを埋める)
- generation gap(世代間格差・ジェネレーションギャップ)
- wealth gap(貧富の差・所得格差)
8確認テスト
“The government must address the growing gap between the rich and the poor.”
① 隙間
② 格差
③ 空白
④ 穴
② 格差。rich(富裕層)とpoor(貧困層)という2つの経済水準の間に生じた「開き」を表しており、ここでは数値・程度の差を意味する。physical な「隙間」や「穴」ではなく、縮めるべき経済的な「開き」を指すため「格差」が最も自然。gapのコアイメージ「本来縮まるべき2点間の開き」が「格差」という訳を導く。
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