president
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
presidentの語源はラテン語の「praesidere」で、「prae(前に)+sedere(座る)」、つまり「前に座る人・先頭に陣取る人」という意味です。組織や集団の「最前列に座って全体を統括する人物」というイメージがコアにあります。だからこそ、国家の「大統領」にも、企業の「社長・会長」にも、大学・協会などの「総裁・学長・会長」にも使われます。どんな組織であれ、その頂点に立ち、最終的な責任と権限を持つ人を指します。日本語に訳す際は組織の種類によって訳語が変わりますが、「最高責任者」というコアイメージを押さえれば自然に適切な訳が導けます。
2意味一覧
-
名
大統領(国家の最高責任者)
国家という最大の「組織」の頂点に座る人物。選挙で選ばれ、行政権の最高位に立つ。 -
名
社長・会長(企業の最高責任者)
企業という組織の頂点に座る人物。日本語では「社長」か「会長」かは企業の構造によって変わるが、どちらも組織のトップというコアは同じ。 -
名
総裁・学長・会長(団体・大学などの長)
政党・学術機関・スポーツクラブなど、あらゆる組織の頂点に座る人物に広く使える。 -
名
議長(会議・集会における進行の最高責任者)
見落とされがちだが、会議や公式の集まりにおいて「前に座って場を取り仕切る人」というコアイメージがそのまま「議長」に繋がる。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「大統領・社長・会長・議長」はすべて別の言葉なのにpresidentひとつで表されると気づかず、文脈を無視して「大統領」とだけ訳してしまう誤りが多い。組織の種類を確認してから訳語を選ぶ習慣をつけよう。
chairmanと混同しやすいが、chairmanは「椅子(chair)に座る人」で主に会議・委員会の議長や取締役会長を指す。presidentは組織全体の執行権トップ、chairmanは会議を主宰するトップというニュアンスの差がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| chairman | 会議・委員会・取締役会の「議長・会長」に特化。presidentが執行権のトップなのに対し、chairmanは会議を仕切る役割が強い。 |
| director | 「取締役・理事・ディレクター」など、組織の管理・指導を担う者を広く指す。presidentほど頂点に限定されない。 |
| chief | 「長・チーフ」で部族・組織・部署など様々な規模のリーダーに使う。presidentより口語的・非公式なニュアンスが強い。 |
対義語: subordinate、member
6派生語・関連語
-
presidential
形
大統領の、社長の、議長の(~に関する) -
presidency
名
大統領職、社長職;その任期・在任期間 -
preside
動
(会議などを)主宰する、議長を務める(preside over ~)
7コロケーション
- elect a president(大統領/会長を選出する)
- president of ~ (~の大統領/社長/会長)
- serve as president(大統領/社長を務める)
8確認テスト
“The president of the debate club announced the topic for next week’s competition.”
① 大統領 ② 社長 ③ 会長 ④ 首相
③ 会長。ディベートクラブという小規模な団体の「頂点に座る人」を指しているため、「会長」が最も自然。presidentは国家に限らずあらゆる組織のトップに使えるというコアイメージを理解していれば、①大統領や②社長は文脈に合わないと判断できる。④首相はprimeminister の訳語であり、そもそも誤り。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。