service
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
serviceの根底にあるのは「誰か(または何か)のために尽くす・役立てる行為やその仕組み」というイメージです。ラテン語のservire(奴隷として仕える)が語源で、相手の必要を満たすために自分の力を提供するという方向性があります。「奉仕・サービス」という日本語訳はこのコアに近いですが、実際にはもっと広く使われます。人が人に尽くす場合(接客サービス、奉仕活動)にも、組織が社会に提供する仕組み(公共事業、インフラ)にも使われます。また軍や教会での「勤め・勤務」、さらにテニスの「サーブ」も「ボールを相手に向けて提供する」という同じコアから生まれています。「誰かのために機能させること・させ続けること」がすべての意味の共通軸です。
2意味一覧
-
名
奉仕・サービス(他者のために尽くす行為)
コアイメージそのままで、誰かのために自分の力や時間を提供する行為を指す。 -
名
(飲食店などでの)接客・給仕
客という相手のために尽くすという方向性から、レストランや店でのスタッフの働きを指す。 -
名
公共サービス・事業(交通・水道・通信など)
社会全体という「相手」に向けて継続的に機能を提供する仕組みで、コアの「尽くす」が組織規模に広がったもの。 -
名
勤務・兵役(軍・国家への奉仕)
国や組織に自分を捧げて尽くすという意味で、military serviceのように使われる。 -
名
(機器の)点検・整備
機械を「正常に機能させ続けるために手を尽くす」行為であり、「尽くして役立てる」コアの延長。 -
名
(テニスなどの)サーブ・サービス
ボールを相手コートに向けて「提供・送り出す」ことで、「相手に向けて差し出す」コアが競技に反映されたもの。 -
動
(車や機械を)点検・整備する
名詞の整備の意味が動詞化したもので、「正常に機能するよう尽くす」コアが動作として表れている。
3例文
4よくある間違い・注意点
日本語の「サービス」は「おまけ・割引」という意味で使われることがあるが、英語のserviceにその意味はない。「おまけ」はfreebie、「割引」はdiscountを使う。
military service(兵役)やcivil service(公務)のように、「勤務・奉仕」の意味でも広く使われる。「サービス業」だけがserviceではないことに注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| assistance | 具体的な「手助け・援助」の行為に焦点を当て、serviceより個別・一時的なニュアンスが強い。 |
| help | より口語的でカジュアル。serviceが「仕組みや役割としての奉仕」なのに対し、helpは「個人的な助け」に近い。 |
| duty | 義務・職務として「しなければならない奉仕」に重点があり、serviceより義務感・責任感が前面に出る。 |
| maintenance | 「点検・整備・維持」の意味では近いが、maintenanceは状態を保つことに特化し、serviceより技術的・機械的なニュアンスが強い。 |
対義語: disservice、neglect
6派生語・関連語
-
serve
動
仕える・提供する・奉仕する
-
servant
名
使用人・召使い
-
serviceable
形
実用的な・使い物になる -
disservice
名
害・迷惑(serviceの逆で、役に立つどころか害になること)
7コロケーション
- public service(公共サービス・公務)
- customer service(顧客サービス・カスタマーサポート)
- be of service to 〜(〜の役に立つ)
8確認テスト
“His years of service to the community earned him great respect.”
① 彼のコミュニティへの長年のサービス業は、大きな尊敬を集めた。
② 彼のコミュニティへの長年の奉仕活動は、大きな尊敬を集めた。
③ 彼のコミュニティへの長年の接客は、大きな尊敬を集めた。
④ 彼のコミュニティへの長年の整備は、大きな尊敬を集めた。
②
「service to the community」はコミュニティという相手に向けて尽くすというコアがそのまま現れており、日本語では「奉仕活動」が最も自然。①の「サービス業」は職業の意味で文脈に合わない。③の「接客」は飲食・店舗の文脈でのみ使う。④の「整備」は機械・設備の文脈での意味で不適切。
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