controversial
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
「controversial」の語源は「contra-(反対に)」+「vertere(向ける・回転させる)」で、「互いに向かい合って議論が展開する」状態を表す。コアイメージは「賛否が鋭く対立し、白黒がつかない状態」。単に「悪い」「批判される」というだけでなく、強い支持者と強い反対者が両方存在し、議論が収束しない状態を指す。そのため「物議をかもす」「論争的な」「賛否両論の」といった訳が文脈によって使い分けられる。政治・倫理・社会問題など、人々の価値観や信念が絡む場面でよく使われる。
2意味一覧
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形容詞
論争になる、物議をかもす
賛否が激しく対立し議論が絶えない状態そのものを形容する最も基本的な用法。「物議をかもす」は「すでに議論を呼んでいる」、「論争になる」は「議論の火種になりうる」というニュアンスの違いで使い分けられる。 -
形容詞
(人が)議論好きの、論争を好む
人を主語にした場合、「常に反論・対立を生み出す傾向がある人物」を指す用法。コアイメージの「対立を生む」が人格の特徴として表れたもの。日本語では「論争好きな」「議論を呼ぶ言動をとる」などと訳せる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「controversial」を「批判的な」「悪評のある」と理解するのは誤り。支持者も反対者も熱心に存在することがポイントで、単に「評判が悪い(notorious / infamous)」とは異なる。全員が否定的なら controversial とは言わない。
「controversial issue」と「sensitive issue」を混同しやすいが、「sensitive」は「人を傷つけやすい・デリケートな話題」というニュアンスで、必ずしも賛否が割れているわけではない点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| contentious | 「争いや対立を引き起こしがち」という意味は近いが、「contentious」は口論・言い争いのレベルでの対立感が強く、「controversial」より感情的・攻撃的なニュアンスを帯びる。 |
| debatable | 「議論の余地がある・どちらとも言えない」という意味で、controversialほど対立が激しくなく、より客観的・学術的なトーン。「この点は議論の余地があります」と穏やかに言いたい時に使う。 |
| divisive | 「人々・社会を分断する」という結果に焦点を当てた語。controversialが「議論を呼ぶ性質」を表すのに対し、divisiveは「社会や集団を引き裂く」という影響に重点がある。 |
対義語: uncontroversial、noncontroversial、straightforward
6派生語・関連語
-
controversy
名詞
論争、議論、物議
-
controversially
副詞
論争を招くような形で、物議をかもして -
controvert
動詞
(主張・意見などに)異議を唱える、反論する
7コロケーション
- a controversial figure(物議をかもす人物・賛否両論の人物)
- a controversial issue / topic(論争的な問題・議題)
- highly / deeply controversial(非常に物議をかもす)
8確認テスト
“The artist’s new exhibition was controversial — critics loved it, but many viewers walked out in protest.”
① 評判の悪い
② 賛否両論の
③ センセーショナルな
④ 難解な
② 賛否両論の。批評家は絶賛し、一方で抗議して退場する観客もいるという描写が「強い支持と強い反対が同時に存在する」controversialのコアイメージを完璧に体現している。①「評判が悪い」だけでは批評家の支持が説明できない。③④は文脈と合わない。
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