controversy の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

controversy

/kάntrəv`ɚːsi/
【名】論争、議論

重要度
10/23
ⓘ 重要度とは
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1コアイメージ

controversy の核心
「対立する主張がぶつかり合う場」

controversyの語源はラテン語のcontroversus(contro-「反対に」+versus「向けられた」)。つまり「互いに反対方向を向いた意見がぶつかり合っている状態」がコアイメージ。単なる口喧嘩ではなく、立場の異なる人々や集団が公の場で主張を対立させている状況を指す。「論争」という訳が一般的だが、社会的・政治的な問題について意見が割れて決着がつかない状態—「物議」「論議」「争議」—を文脈によって使い分けるとより自然な日本語になる。一時的な口論(argument)や激しい衝突(conflict)とは異なり、長期にわたって収束しない公的な意見の対立を表す点が特徴的。

2意味一覧

  • 名詞
    (公の場での)論争・論議・物議
    互いに反対の立場の意見がぶつかり合い続けている状態そのもの。社会・政治・倫理的テーマで「決着がつかない」「見解が真っ向から対立している」含意がある。
  • 名詞
    (特定の事柄をめぐる)物議・議論の的
    ある出来事・発言・政策が「意見の対立の場」を生み出している状況を表す用法。「〜が物議を醸す」「論議を呼ぶ」という日本語が自然に対応する。

3例文

The controversy surrounding the politician’s statement is very serious.
その政治家の発言をめぐる論争は非常に深刻だ。
「surrounding」が「対立の場を取り囲む人々の意見」を視覚化している
The new law has sparked considerable controversy among citizens.
その新法は市民の間でかなりの物議を醸している。
「spark controversy」で「対立の火花を散らす」→「物議を醸す」という定番コロケーション
The theory remains a subject of scientific controversy to this day.
その理論は今日に至るまで科学的論議の的となっている。
「remains」が「対立の場が収束しないまま続く」というcontroversyの本質を示す

4よくある間違い・注意点

ここに注意

「discussion(討論・話し合い)」や「debate(討論)」と混同しないこと。discussionやdebateは建設的・中立的なニュアンスを持つが、controversyは「意見が真っ向から対立しており、容易に決着がつかない緊張状態」というネガティブな含意がある。

「without controversy(論争なく・異議なく)」という形も重要。「beyond controversy」で「議論の余地なく」という意味になるなど、否定・限定表現と組み合わせた用法も大学受験ではよく出る。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
debate 特定のテーマについて賛否を競う「討論・議論」。形式的・組織的な対立を指し、controversyより中立的で建設的なニュアンスが強い。
dispute 当事者間の具体的な「紛争・言い争い」。より個人的・法的な対立を指し、controversyより範囲が狭く具体的な利害関係のぶつかり合いに使う。
argument 口論・議論。一時的・日常的なレベルの対立を指し、社会的・公的な広がりを持つcontroversyより規模が小さい。
polemic 特定の主張を激しく攻撃する「論争・論戦」。個人が特定の立場から積極的に攻撃的な議論を仕掛けるニュアンスが強く、よりアカデミックな文脈で使われる。

対義語: consensus(合意)、agreement(意見の一致)

6派生語・関連語

7コロケーション

  • spark[cause] controversy(物議を醸す)
  • be surrounded by controversy(論争に包まれる・物議を呼んでいる)
  • a subject[matter] of controversy(論争の的・議論の対象)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

“His decision to resign without explanation has generated considerable controversy within the company.”

① 彼が説明なしに辞任するという決断は、社内でかなりの混乱を生み出した。
② 彼が説明なしに辞任するという決断は、社内でかなりの物議を醸した。
③ 彼が説明なしに辞任するという決断は、社内でかなりの反感を買った。
④ 彼が説明なしに辞任するという決断は、社内でかなりの失望を生んだ。

▶ クリックして解答を表示
② が正解。controversyのコアイメージは「対立する意見がぶつかり合い続けている状態」。①の「混乱(confusion)」、③の「反感(resentment)」、④の「失望(disappointment)」はいずれも一方向の感情・状態を表すに過ぎない。「物議を醸す」という日本語は「多方向から賛否の声が上がり、収束しない状態」を表しており、controversyのコアイメージに最も忠実な訳。


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