haste
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
hasteのコアイメージは「必要以上に急いでいる、焦りを伴う速さ」です。単なる「速さ(speed)」と違い、hasteには「落ち着きのなさ」や「慎重さを欠いた急ぎ方」という否定的なニュアンスが含まれます。「Make haste slowly(急がば回れ)」ということわざにも表れているように、hasteはしばしば「かえって失敗を招く慌てぶり」を含意します。「Haste makes waste(急いては事を仕損じる)」という慣用句も有名で、単に速く動くことではなく、焦りや衝動に駆られた「せっかちな行動」全体を指します。感情的・心理的な「急き立て」が根底にある点が他の速さを表す語との大きな違いです。
2意味一覧
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名
急ぎ、速さ
焦りを伴って速く動こうとする状態そのものを指す。状況や必要に迫られて急ぐ場面で使われる。 -
名
性急さ、慌てること(軽率さを含む)
コアイメージの「落ち着きなく急き立てられる」状態が強調されると、慎重さを欠いた軽率な急ぎ方を意味するようになる。 -
名
(in haste で)急いで、あわてて
副詞句として定型化したもの。「急き立てられた状態のまま行動する」というコアイメージが文中で機能する。
3例文
4よくある間違い・注意点
hasteは「急ぐこと」という意味でspeedやhurryと混同されがちですが、hasteには「慎重さを欠いた焦り」というネガティブなニュアンスが含まれます。中立的に「速さ」を表したい場合はspeedやquicknessを使う方が自然です。
「make haste」は「急ぐ」という意味の慣用句で、動詞として使う場合はhurryが自然ですが、改まった・文語的な文脈ではmake hasteが使われます。hasteを単体で動詞として使う(例: Haste to the door)のは古語・文語的表現であることに注意しましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hurry | hurryはより口語的で「急ぐ動作」に焦点が当たる。hasteは「急いでいる状態・心理的焦り」全体を指し、やや文語的でネガティブなニュアンスが強い。 |
| speed | speedは単純に「速さ」を中立的に表し、否定的なニュアンスはない。hasteは焦りや軽率さを含む点で異なる。 |
| rush | rushは「勢いよく突進する動き」に焦点がある。hasteは内面の焦りや急き立てられた状態を含む点がより心理的。 |
対義語: leisure、deliberateness、patience
6派生語・関連語
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hasten
動
急ぐ、急がせる、早める
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hasty
形
急いだ、性急な、軽率な
-
hastily
副
急いで、慌てて、軽率に
7コロケーション
- in haste(急いで、慌てて)
- make haste(急ぐ/急がせる)
- undue haste(過度の性急さ)
8確認テスト
“The decision was made in haste, and the team later regretted not thinking it through.”
① 混乱の中で
② 十分な議論を経て
③ 焦って・慌てて
④ 時間をかけて
③「焦って・慌てて」が正解。in hasteは「急き立てられた状態で、慎重さを欠いて」という意味で、その結果「後悔した」という文脈と完全に一致する。hasteのコアイメージである「落ち着きなく急いだことで失敗を招く」ニュアンスが典型的に表れている。①②④はいずれも文脈と合わない。
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