obtain
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
obtainのコアイメージは「何らかの努力・手続き・プロセスを経て、目的のものを手中に収める」こと。単なる受け取り(receive)や偶然の入手とは異なり、意図的・能動的に動いてつかみ取るニュアンスがある。許可・情報・資格・データなど、すぐには手に入らないもの、ある種の手順や条件をクリアして初めて得られるものに対してよく使われる。ビジネス・学術・法律的な文脈でも頻出で、フォーマルな響きがある。この「プロセスを経た達成」という感覚が根底にあるため、日本語では文脈に応じて「取得する」「入手する」「得る」「獲得する」など幅広い訳になる。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
(努力・手続きを経て)得る、入手する、取得する
何らかのプロセスを踏んで目的のものを手中に収めるというコアイメージが直接表れている。許可・情報・資格など簡単には手に入らないものを能動的に得る場面で使われる。 -
動詞(自動詞)
(規則・習慣・状況などが)存在する、通用する、成り立つ
フォーマルな文語表現で、ある状態や規則が「維持されている・成立している」こと。コアイメージの「手中に保たれている=維持・存続している」状態として捉えると理解しやすい。
3例文
4よくある間違い・注意点
「get」との混同に注意。getは日常的・口語的で幅広く使えるが、obtainはフォーマルで「手順・努力を経て得る」ニュアンスが強い。会話でobtainを使うと不自然に聞こえることがある。
自動詞用法(〜が通用する・成り立つ)は受験でも出題されることがあるが、見落としがち。”These rules obtain in all cases.”(これらの規則はすべての場合に適用される)のような用法も押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| get | 最も一般的・口語的で使い方が広い。努力・手続きのニュアンスはobtainより弱く、偶然の入手にも使える。 |
| acquire | 時間をかけて徐々に身につける・蓄積するニュアンスが強い。技術・習慣・財産など「積み上げて得るもの」に多く使われ、obtainより長期的な過程を含意する。 |
| gain | 努力の結果としてプラスのものを手に入れるニュアンス。利益・経験・支持など抽象的なものに使われることが多い。 |
| procure | 必要なものを苦労して調達・確保するニュアンス。ビジネスや軍事的な文脈で使われることが多く、obtainよりさらにフォーマル。 |
対義語: lose、forfeit、relinquish
6派生語・関連語
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obtainable
形容詞
入手可能な、取得できる
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unobtainable
形容詞
入手不可能な、手の届かない
7コロケーション
- obtain permission / approval(許可・承認を得る)
- obtain information / data(情報・データを入手する)
- obtain a certificate / license(資格・免許を取得する)
8確認テスト
“The researcher had to obtain special permission to access the classified documents.”
① 特別な許可を思いがけず受け取った
② 特別な許可を得る必要があった
③ 特別な許可を与える必要があった
④ 特別な許可が自然に与えられた
② obtainは「手続きや努力を経て能動的に得る」がコアイメージ。「思いがけず受け取る」(①)や「自然に与えられる」(④)は受け身・偶然のニュアンスになるためobtainとは合わない。また主語はresearcherであり「与える」(③)は主語の動作として不自然。能動的な手続きを踏んで許可を得るという文脈に「得る必要があった」が最も自然。
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