significance
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
significanceの語源はラテン語のsignificare(「記号・しるしで示す」)で、sign(しるし・記号)と同じ根を持つ。つまりsignificanceとは「ただそこにあるだけでなく、何かを指し示している、意味や重みを帯びている状態」というコアイメージを持つ。単なる「大切さ」ではなく、「それ自体が何かを象徴したり、示唆したりする深みのある重要性」というニュアンスが含まれる。だから「重要性」とも「意義」とも訳せるが、どちらも「その事柄が持つ意味の深さ・重み」という核心は変わらない。また「意味するところ」「含意」という意味でも使われ、単語帳には載りにくいが文脈によっては非常に重要な訳になる。
2意味一覧
-
名詞
重要性
ある物事が「それ自体の存在以上の重みを帯びている」というコアから、何かにとって大きな意味を持つ「重要性」という訳が生まれる。 -
名詞
意義
単なる重要性を超えて、「その行為や出来事が社会・歴史・人生においてどんな意味を持つか」という深みを指す訳。コアの「意味を指し示す」感覚が強く出ている。 -
名詞
意味するところ・含意
sign(記号・しるし)の語源通り、ある言動・事実が「何を示唆しているか」という含意を指す用法。日本語では「〜の意味するところ」と訳すと自然になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「significance=重要性」と一つの訳に固定してしまいがち。文脈によっては「意義」「含意」「意味するところ」の方が自然な場合が多いので、コアイメージから柔軟に訳を導くことが大切。
importanceとの混同に注意。importanceは「他のものより上位にある重要さ(重さ・比重)」であるのに対し、significanceは「それ自体が何かを象徴・示唆する意味の深さ」というニュアンスがある。歴史的・文化的・象徴的な文脈ではsignificanceの方が格段に自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| importance | 「他と比べたときの優先度・比重の高さ」を指す。significanceより客観的・実用的な文脈で使われやすい。 |
| meaning | 「意味内容そのもの」を指し、significanceより中立的。significanceには「重みや深さを伴う意味」というニュアンスが加わっている。 |
| weight | 「影響力・説得力としての重み」を比喩的に指す。よりインフォーマルで具体的な重さのイメージが強い。 |
| implication | 「暗示・含意・波及効果」という意味で、significanceの「含意」の用法に近いが、implicationはより「表面に出ていない示唆」に特化している。 |
対義語: insignificance、triviality
6派生語・関連語
-
significant
形容詞
重要な・意義深い・かなりの(大きさの)
-
significantly
副詞
著しく・かなり・意義深い形で -
insignificance
名詞
些細さ・取るに足らなさ -
signify
動詞
意味する・示す・重要である
7コロケーション
- of great / little significance(大きな/ほとんど意義がない)
- historical / cultural / political significance(歴史的/文化的/政治的意義)
- attach significance to 〜(〜に意義を見出す・重視する)
8確認テスト
「Historians are still debating the full significance of the treaty signed in 1648.」
①1648年に締結された条約の完全な重量
②1648年に締結された条約の意義・意味するところ
③1648年に締結された条約の重要人物
④1648年に締結された条約の記号
②
「significance」はここで歴史的な出来事が「何を示し、どんな深みを持つか」を問う文脈で使われており、「意義・意味するところ」が最も自然。「重量(weight)」でも「記号(sign)」でも「重要人物」でもなく、その条約が歴史においていかなる意味・影響・象徴性を持つかを議論しているため、コアイメージ通りの「意義」という訳が正解。
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