descendant
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
descendantは「下へ(de-)+登る・降りる(scend)+する者(-ant)」という構造の単語。ラテン語のdescendere(下りる)に由来し、「高い場所から低い場所へ降りてくる」というイメージがコアにある。家系・血統という文脈では、先祖という「高い起点」から時間の流れに沿って「下へ降りてきた者」、すなわち子孫を意味する。また、ある思想・文化・システムなどを源流として発展してきたものを指す場合にも使われる。「血のつながり」だけでなく「系譜・継承」というより広い概念を含んでいる点が重要。
2意味一覧
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名詞
(人の)子孫、末裔
先祖という「高い起点」から血統という流れを下って生まれてきた者。時間軸でいえば過去から現在・未来へと「降りてきた」存在。 -
名詞
(物・思想などの)派生物、後継者
生物・人間だけでなく、ある物や考えを起源として「降りてきた」後継的な存在にも使われる。例えば現代の技術がある発明の descendant であるように。
3例文
4よくある間違い・注意点
スペルが似ているdescent(名詞:降下、家系)と混同しないこと。descendantは「人や物」を指す名詞であるのに対し、descentは「降りること・家系・出自」という抽象的な行為・状態を表す。「noble descent(高貴な家柄)」はdescentを使い、「a descendant of a noble family(貴族の家柄の子孫)」のように人を指す場合はdescendantを使う。
ancestorと対になる語であることを意識しよう。ancestor(先祖)は「上にある起点」、descendant(子孫)は「下に降りてきた者」。方向性が逆なのでセットで覚えると混同しにくい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| offspring | 主に直接の子・子孫(一世代下)を指し、動植物にも使いやすい。descendantより範囲が狭く、より生物学的なニュアンスが強い。 |
| heir | 財産・地位などを「受け継ぐ権利を持つ後継者」に焦点が当たる。descendantは血縁の事実、heirは継承の権利を強調する。 |
| progeny | やや文語的・格式ばった表現で、直接の子孫(特に子どもたち)を指す。descendantより文学的・科学的文脈で使われることが多い。 |
対義語: ancestor、forefather、forebear
6派生語・関連語
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descend
動詞
降りる、(家系が)〜から出ている
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descent
名詞
降下、家系、出自
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descending
形容詞
降順の、下降する
7コロケーション
- a direct descendant of 〜(〜の直系の子孫)
- descendants of 〜(〜の子孫たち)
- be a descendant of 〜(〜の子孫である)
8確認テスト
“Jazz is widely regarded as a descendant of African musical traditions.”
① アフリカの音楽の伝統を継承した人物
② アフリカの音楽の伝統から派生した音楽形式
③ アフリカの音楽の伝統に反抗した芸術
④ アフリカの音楽の伝統を記録した文書
正解は②。この文脈でのdescendantは「人」ではなく「音楽形式(ジャズ)」を指している。アフリカの音楽伝統という「起源・起点」から時間をかけて「降りてきた派生物」というコアイメージが働いており、「子孫」と直訳するより「派生した音楽形式」と意訳するのが自然。descendantが人以外の概念・物にも使われることを理解しているかを問う問題。
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