fantastic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
fantasticの語源はギリシャ語の「phantastikos(想像力で作られた)」で、fantasyと同じ根を持ちます。コアイメージは「現実の枠を超えるほどの強烈な印象」。もともとは「空想・幻想の世界のような」という意味でしたが、そこから「現実とは思えないほど素晴らしい」という感嘆・驚きのニュアンスへ広がりました。つまり、単に「良い」という評価ではなく、「信じられないくらいすごい」という感覚が根底にあります。日本語に訳すときは文脈に応じて「素晴らしい」「最高の」「途方もない」など様々な表現が対応しますが、常に「現実の想定を超えた驚き」が隠れています。
2意味一覧
-
形容詞
素晴らしい、最高の
現実を超えるほどの水準に達しているという感覚から、口語で「信じられないくらい良い」という強い賞賛の意味になる。日常会話で最も頻繁に使われる用法。 -
形容詞
空想的な、幻想的な
コアイメージそのままで、「現実世界の枠を超えた想像・幻想の領域に属する」という意味。ファンタジー文学やおとぎ話的な世界を形容する際に使われる。 -
形容詞
途方もない、途轍もなく大きい(数量・程度が)
「現実の想定をはるかに超えた規模・程度」というコアイメージから、否定的な文脈でも「常識外れに巨大・深刻な」という意味で使われる(例:a fantastic amount of debt)。見落とされがちな重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「fantastic=素晴らしい」とだけ覚えると、否定的な文脈(a fantastic amount of debt など)で使われたときに意味を誤解してしまう。コアイメージ「現実の想定を超えた」を押さえておけば、文脈に応じて柔軟に読める。
wonderfulやamazingと似ているが、fantasticは「信じられないくらい」という驚きの強度が最も高い。会話で「fantastic!」と単独で使うと非常に強い感嘆になるため、軽い褒め言葉には使いすぎに注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| wonderful | 「驚きと喜びを引き起こす良さ」に焦点があり、fantasticより穏やかで温かみのある印象。現実離れした驚異感は薄い。 |
| amazing | 「驚かせる(amaze)」が語源で、予想外の驚きに重点を置く。fantasticが「現実を超えた世界観」ならamazingは「予想を超えた事実への驚き」。 |
| fabulous | 「fable(寓話)」が語源で「伝説のような素晴らしさ」。ファッションや豪華さを褒めるときによく使われ、やや女性的・口語的なニュアンス。 |
| extraordinary | 「ordinary(普通)の外」が語源で、客観的に「並外れた」という意味合いが強く、感情的な感嘆よりも評価・描写に向く。 |
対義語: terrible、awful、ordinary
6派生語・関連語
-
fantasy
名詞
空想、幻想、ファンタジー
-
fantastically
副詞
素晴らしく、途方もなく、幻想的に -
fantasize
動詞
空想する、夢想する
7コロケーション
- a fantastic opportunity(絶好の機会)
- fantastic news(素晴らしい知らせ)
- a fantastic amount of ~(途方もない量の〜)
8確認テスト
“The startup raised a fantastic sum of money in just one week, surprising even the investors.”
① 素晴らしい
② 幻想的な
③ 途方もない
④ 空想的な
③「途方もない」が正解。投資家たちでさえ驚いたとあることから、金額が「現実の想定を超えた規模」であることが読み取れる。この文では賞賛ではなく「想像を絶するほど大きい」という強調の用法。①「素晴らしい」も文意は通るが、直後の「投資家でさえ驚いた」という文脈は規模の異常さを示しており、③がより正確にニュアンスを捉えている。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。