mechanic
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
mechanicの根底にあるのは、ギリシャ語の「mechane(機械・仕掛け)」から来た「機械的な仕組みを理解し、手を使って操る人・こと」というイメージです。名詞として使われるとき、単に「機械を扱う人」という意味にとどまらず、「ゲームやシステムのルール・仕組み」という意味でも頻繁に使われます。形容詞形のmechanicalが「機械的な・感情のない」という意味を持つのも、このコアイメージから自然に派生しています。つまりmechanicとは「物事の仕組みやメカニズムと深く関わる」という核心を持つ単語です。
2意味一覧
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名詞
機械工、整備士
機械の仕組みを熟知し、手を使って修理・整備する人。「機械の仕組みを扱うプロ」というコアイメージがそのまま職業名になったもの。 -
名詞(複数形 mechanics)
仕組み、メカニズム;(ゲーム・スポーツなどの)ルールや操作方法
機械の動作原理から転じて、「物事がどう動くか・どう機能するかの仕組み」全般を指す。「the mechanics of writing(文章の書き方のメカニズム)」のように抽象的な文脈でも使われる。 -
名詞(複数形 mechanics)
力学(物理学の一分野)
物体の運動と力の関係を扱う学問も、「物理的な仕組みを解明する」というコアイメージから自然に派生した意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
mechanicは「整備士」という名詞の意味しか知らない受験生が多いが、複数形のmechanicsが「仕組み・メカニズム」という意味で使われる場面が長文読解で頻出。文脈を見てどちらの意味か判断できるようにしておこう。
mechanicとmechanicalを混同しないこと。mechanicは主に名詞、mechanicalは形容詞で「機械的な・感情のない」という意味。「a mechanical response(機械的な返答)」のように人間の行動に使うこともある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| technician | 特定の技術分野の専門的技術者を指し、mechanicより広い職種に使われる。electrician(電気技師)やIT technician(IT技術者)など。mechanicは特に機械・車の整備に限定されるニュアンスが強い。 |
| engineer | 設計・開発・システム全体を考える上位の専門職のイメージ。mechanicが「手を動かして直す人」なら、engineerは「設計・構築する人」というニュアンスの違いがある。 |
| repairman | 修理を行う人という点では共通するが、repairmanは機械に限らず家電・家具など幅広い修理を指す。mechanicは機械・エンジン系に特化したニュアンス。 |
対義語: theorist(理論家)、designer(設計者)
6派生語・関連語
-
mechanical
形容詞
機械の、機械的な;(動作・反応が)無意識の、感情のない -
mechanically
副詞
機械的に、無意識に、自動的に -
mechanics
名詞(複数形)
力学;仕組み、メカニズム、操作方法 -
mechanism
名詞
機構、仕組み、メカニズム
-
mechanize
動詞
機械化する
7コロケーション
- auto mechanic(自動車整備士)
- game mechanics(ゲームの仕組み・ゲームメカニクス)
- the mechanics of ~(〜の仕組み・メカニズム)
8確認テスト
To write a compelling essay, you first need to master the mechanics of grammar and sentence structure.
① 機械工
② 力学の法則
③ 仕組み・基本的な技法
④ 整備マニュアル
③が正解。mechanicsは複数形で「物事の仕組み・基本的な技法やルール」を意味し、ここでは「文法や文構造の基礎的な仕組み」を指している。機械とは無関係な文脈でも使われるのがポイント。「機械工」や「整備マニュアル」はessayの文脈に合わず不自然。コアイメージである『仕組みを理解する』が抽象的な文章技術に応用された典型例。
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