sociology
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
sociologyは「社会」を意味するラテン語 socius(仲間・共同体)と、「〜の学問・論理」を意味するギリシャ語 -logia が組み合わさった言葉。「人間が集まって形成する社会という現象を、科学的・体系的に分析・研究する学問分野」というコアイメージを持つ。個人の心理を扱う psychology(心理学)とは異なり、あくまで「集団・社会構造・社会制度・社会関係」のパターンや仕組みを客観的に解明しようとする点が本質。階層、差別、家族、犯罪、宗教など社会現象全般を研究対象とする。
2意味一覧
-
名
社会学(人間社会の構造・機能・変動を科学的に研究する学問)
socius(社会)+ -logy(学問)というコアから、社会現象そのものを研究対象とする学術分野を指す。単なる「社会についての思想」ではなく、データや理論を用いた科学的アプローチが含意される。
3例文
4よくある間違い・注意点
psychology(心理学)と混同しやすい。psychologyは個人の心・行動・精神を扱うのに対し、sociologyは集団・社会構造・社会関係を扱う。例えば「なぜ人は嘘をつくか」はpsychology的問いで、「なぜある社会では詐欺犯罪率が高いか」はsociology的問いになる。
social science(社会科学)は経済学・政治学・心理学なども含む上位概念であり、sociologyはその一分野に過ぎない点を混同しないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| social science | sociologyを含む上位概念。経済学・政治学・心理学なども包括する広い学問群を指す。 |
| anthropology | 人間・文化・歴史的な進化を研究する人類学。sociologyが現代社会の構造・機能に焦点を当てるのに対し、anthropologyは文化の多様性や歴史的・進化的側面を重視する。 |
| social psychology | 社会心理学。sociologyより個人の心理に近く、集団内での個人の思考・感情・行動に焦点を当てる点がsociologyと異なる。 |
6派生語・関連語
-
sociologist
名
社会学者 -
sociological
形
社会学の、社会学的な -
sociologically
副
社会学的に(見て) -
social
形
社会の、社会的な(語根 socius を共有)
7コロケーション
- major in sociology(社会学を専攻する)
- sociology of [religion / education / crime](〜の社会学)
- study / teach sociology(社会学を学ぶ・教える)
8確認テスト
“His research applies sociology to understand why poverty persists across generations.”
① 個人の貧困感情を測定する心理学的手法
② 社会の構造や仕組みから貧困が世代をまたいで続く理由を解明する学問的アプローチ
③ 貧しい国の経済政策を立案するための政治学的分析
④ 歴史的な貧困の変遷を記述する歴史学的研究
② が正解。sociologyのコアは「社会構造・社会関係を科学的に分析する学問」であり、世代をまたいだ貧困の再生産は、家族・教育・階層制度などの社会的構造の問題として社会学が扱う典型的テーマ。①は psychology、③は political science、④は history の領域にそれぞれ近い。
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