social
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
socialのコアイメージは「人と人が集まり、関係を築く」こと。ラテン語のsocius(仲間・同盟者)が語源で、「個人を超えた集団・つながり」を根底に持つ。「社会の」という訳は、個人が集まって形成される社会という集合体を指し、「社交的な」という訳は、人との交流を好む性質を指す。どちらも「孤立した個人」ではなく「他者とつながろうとする」というイメージから来ている。SNSが「ソーシャルメディア」と呼ばれるのも、人と人をつなぐメディアというコアイメージそのものだ。文脈に応じて「社会的な」「社交的な」「交流の」などに訳し分けることができる。
2意味一覧
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形容詞
社会の、社会的な
人々が集まって形成するシステムや構造を指すとき、このコアイメージから「社会の・社会的な」という訳が生まれる。social problem(社会問題)のように、個人を超えた集団全体に関わる事柄に使われる。 -
形容詞
社交的な、人付き合いのよい
他者とつながることを積極的に楽しむ性質を表すとき、「社交的な」と訳す。人との交流を避けない・むしろ好むというニュアンスが含まれる。 -
形容詞
(動物が)群れをなす、集団生活をする
人間だけでなく動物にも使われ、「群れで生活する」という意味になる。これもコアイメージ「個体が集まって関係を築く」からそのまま導ける。
3例文
4よくある間違い・注意点
「social」と「sociable」の混同に注意。socialは「社会に関わる・社交的な」と幅広い意味を持つが、sociableは「人付き合いがよい・打ち解けやすい」という性格・気質に特化した語。「a social person」も「a sociable person」もどちらも「社交的な人」に訳せるが、socialには「社会の」という意味も持つため文脈が重要。
「social media(ソーシャルメディア)」はすでに日本語に定着しているが、その語源は「人と人をつなぐメディア」というコアイメージにある。単に「SNS」と同一視せず、「人がつながる場としてのメディア全般」を指すことを理解しておくと理解が深まる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sociable | 社交的な性格・気質に限定した語。socialのように「社会の」という意味はなく、人付き合いのよさという対人関係の側面だけを指す。 |
| communal | 「共同体・コミュニティ全体で共有する」というニュアンスが強く、socialより具体的な集団(村・グループ)の共有・共同を指しやすい。 |
| collective | 「集合体として・集団全体で」という意味で、個々ではなくまとまりとして行動・所有することを強調する。socialよりも「一体性・統一」のイメージが強い。 |
対義語: antisocial(反社会的な・非社交的な)、solitary(孤独な・単独の)
6派生語・関連語
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society
名詞
社会、社交界、団体・協会
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socialize
動詞
人付き合いをする、社会化する
-
socially
副詞
社会的に、社交上 -
socialism
名詞
社会主義 -
unsocial
形容詞
非社交的な、社会に馴染まない
7コロケーション
- social media(ソーシャルメディア・SNS)
- social skills(社会性・対人スキル)
- social security(社会保障)
8確認テスト
“Ants are highly social creatures that cooperate to build complex colonies.”
① 社交的な
② 社会性の高い
③ 社会的地位の高い
④ 人付き合いのよい
② 社会性の高い。アリは「人」ではなく「昆虫」であるため、「社交的な」や「人付き合いのよい」は不自然。ここでのsocialは「集団で協力して生活する性質=社会性がある」というコアイメージが動物に適用された例で、「社会性の高い生き物」と訳すのが最も自然。③の「社会的地位が高い」は意味が全く異なり不正解。
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