cunning
【名】ずるさ、悪知恵
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
cunnningの語源は古英語の「cunnan(知る・できる)」で、もともとは「知識・技術を持つ」という中立的な意味でした。そこから「目的達成のために知恵を巧みに使う」というコアイメージが生まれています。現代英語では主にネガティブな文脈で使われ、「相手を出し抜くための計算された賢さ」を指します。ただしアメリカ英語では「可愛らしい・巧みな」という肯定的な意味でも使われることがあります。日本語の「ずる賢い」より少し知性的なニュアンスが強く、単に悪いのではなく、頭を使って立ち回るという点がポイントです。
2意味一覧
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形容詞
狡猾な、ずるい、悪賢い
「目的のために知恵を巧みに使う」コアイメージが、他者を欺く方向に向かうとこの訳になる。単なる「ずるい」ではなく、計算された賢さが伴う点が特徴。 -
名詞
ずるさ、悪知恵、策略
「巧みに知恵を使う能力」そのものを名詞化したもの。「with cunning(策略を持って)」のように、計画的な抜け目なさを表す。 -
形容詞
(米・やや古)巧みな、器用な、可愛らしい
コアイメージの「知恵・技巧」が肯定的に使われた古い用法。現代でも米国英語で「a cunning little device(巧妙な小道具)」のように使われることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「cunning」は「賢い(clever/smart)」より一歩踏み込んだ「他者を欺く計算高さ」を含む点を見落としがち。clever は中立的だが、cunning は基本的にネガティブなニュアンスを持つことを意識しよう。
日本語の「ずるい(unfair)」とは微妙に異なり、cunningは「頭が悪いが姑息な人」ではなく「頭が良くて立ち回りが巧みな人」に使う。知性的な悪賢さがセット。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sly | cunningより口語的で「こっそり隠れてやる」陰湿さが強い。cunningが「頭脳的」なのに対し、slyは「陰でこそこそする」イメージ。 |
| crafty | 「craft(技・工芸)」が語源で、目的のために手を動かし工夫する巧みさ。cunningより実行面の器用さに重点が置かれる。 |
| wily | 「罠(wile)」が語源で、相手を罠にかける巧妙さ。cunningと近いが、よりゲーム的・戦略的な欺きを指す。 |
| clever | 中立的な「賢い・器用な」を意味し、ネガティブなニュアンスはない。cunningはこれに「欺き・計算」が加わったもの。 |
対義語: naive(単純な、騙されやすい)、guileless(邪気のない、素直な)、straightforward(率直な)
6派生語・関連語
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cunningly
副詞
狡猾に、巧みに -
cunningness
名詞
狡猾さ(cunning の名詞形と同義だが、やや形式的)
7コロケーション
- cunning plan(巧妙な計画)
- with cunning(策略を持って、巧みに)
- cunning as a fox(狐のように狡猾な)
8確認テスト
“The villain’s cunning allowed him to manipulate everyone around him without being suspected.”
①彼の勇気があったので、誰にも疑われずに周囲の人々を操ることができた。
②彼の悪知恵があったので、誰にも疑われずに周囲の人々を操ることができた。
③彼の単純さがあったので、誰にも疑われずに周囲の人々を操ることができた。
④彼の正直さがあったので、誰にも疑われずに周囲の人々を操ることができた。
正解:②
「cunning(名詞)」は「巧みに知恵を使って人を欺く能力」を指す。ここでは悪役が誰にも気づかれないまま操作している文脈なので、「悪知恵・策略」が最も自然。①の「勇気」や④の「正直さ」は意味的に正反対。③の「単純さ」はcunnningのコアイメージ(計算された賢さ)と矛盾する。
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