help
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
helpのコアイメージは「何かが進む・うまくいくのを妨げているものを取り除いて、楽にしてあげる」こと。単純に「手を貸す」だけでなく、「困難な状況を緩和する」という方向性が根底にある。だから「助ける・手伝う」はもちろん、薬が症状を「和らげる」、食事の「おかわりをどうぞ」(自分で取る障壁を取り除く)、そして「cannot help …(~せずにはいられない)」も「その行動を止めることができない=自分の意志が障害を取り除けない」という感覚で一貫している。「役に立つ」もその物事の進行を妨げる障害をなくすイメージだ。
2意味一覧
-
動
助ける、手伝う
誰かが前に進むのを妨げているものを取り除いてあげること。相手の負担や障害をなくして楽にさせるイメージ。 -
動
役に立つ、促進する
人だけでなく物事の進行を妨げる障害を取り除く意味に広がったもの。「これは助けになる」=「これは邪魔をなくす」。 -
動
(症状・苦痛などを)和らげる、緩和する
痛みや不快感という「妨げ」を取り除くイメージ。薬や処置が苦痛を軽減する文脈でよく使われる。 -
動
(help oneself toで)自分で取って食べる・飲む
「遠慮という障害を取り除いて自分でどうぞ」という意味合い。「自分自身を助ける=自分で自由にする」。 -
熟
(cannot help …で)〜せずにはいられない
「〜することを避けることができない」つまり、その行動を止める障害を自分の意志が取り除けない状態を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「cannot help doing」と「cannot help but do」はどちらも「〜せずにはいられない」だが、前者のdoingはing形、後者は原形不定詞である点を混同しやすい。「I cannot help to laugh.」とするのは誤り(この形だと「笑う助けができない」という別の意味になる)。
「help + 人 + 動詞の原形 / to不定詞」はどちらも正しい。「help me do」と「help me to do」は同じ意味で使えるが、口語ではto省略が自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| assist | helpより改まった・書き言葉的なニュアンス。補助的・脇役的に支える感覚が強く、主体的に障害を取り除くhelpより役割が限定的。 |
| support | 継続的・精神的に下から支えるイメージ。helpが「障害を取り除く」のに対し、supportは「倒れないように支え続ける」。 |
| aid | 公式・制度的な援助に使われることが多い(first aid, foreign aid)。helpより堅くて客観的なニュアンス。 |
対義語: hinder、obstruct、harm
6派生語・関連語
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helpful
形
役に立つ、助けになる
-
helpless
形
無力な、どうしようもない
-
helper
名
助ける人、手伝い -
help
名
助け、手助け(例:ask for help)
7コロケーション
- help + 人 + (to) do(人が〜するのを手伝う)
- cannot help doing(〜せずにはいられない)
- help oneself to …(〜を自分で取る・ご自由にどうぞ)
8確認テスト
“Regular exercise helps reduce the risk of heart disease.”
① 心臓病のリスクを減らすことを手伝う
② 心臓病のリスクを減らすのに役立つ
③ 心臓病のリスクを減らさずにはいられない
④ 心臓病のリスクを減らすために助けを求める
② 「定期的な運動は心臓病のリスクを減らすのに役立つ」が正解。主語が「定期的な運動」という物事であり、人が誰かを「手伝う」わけではない。helpが「物事の進行を妨げる障害を取り除く=役立つ」という意味で使われており、ここでは「心臓病というリスクという障害を減らす方向に機能する」というコアイメージが表れている。①は主語が人でないため不自然、③④は文脈に合わない。
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