attribute
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
attributeの語源はラテン語のattribuere(「〜に割り当てる」)。コアイメージは「ある結果・性質・発言などを、特定の原因や人物に結びつけて帰属させる」こと。動詞では「この結果はこの原因から来ている」と矢印を引くイメージ。名詞では「その人・物に本来備わった特性・属性」という意味になる。たとえば「彼女の成功を母親の教育に帰する」も「忍耐強さは彼の優れた属性だ」も、どちらも「何かをある対象に結びつける・所属させる」という根っこは同じ。動詞と名詞でアクセントの位置が変わる点も要注意。
2意味一覧
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動詞
〜を(…の)せい/おかげにする、〜を(…に)帰する
結果や出来事を特定の原因・人物に「結びつける」コアイメージ。attribute A to B(AをBのせい/おかげにする)の形で使う。 -
名詞
(人・物が持つ)特性、属性、特質
「その人・物に本来備わって結びついているもの」というコアイメージから、生来の資質や固有の性質を指す名詞として使われる。 -
動詞(応用)
(発言・作品などを)〜の作とする、〜によるものとする
「発言や作品の出所を特定の人物に結びつける」コアイメージ。「この絵はレオナルドの作とされている」のように、帰属先を明示する用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
動詞(ətríbjuːt)と名詞(ǽtribjuːt)でアクセントが異なる。動詞は後ろにアクセント、名詞は前にアクセント。音で品詞を判断できる重要ポイントなので必ず覚えること。
attribute A to Bのtoを忘れやすい。「AをBに帰する」という前置詞toが必須。ascribe A to B、owe A to Bも同じ構造なので合わせて整理しておくと混乱しにくい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ascribe | attributeよりやや書き言葉的・文語的。原因や起源の帰属に使うことが多く、ニュアンスはほぼ同じだが、attributeのほうが口語・書き言葉ともに幅広く使われる。 |
| credit | credit A to B / credit B with Aの形で「良い結果・功績をBのおかげとする」というポジティブな文脈に限定される。attributeは良い結果にも悪い結果にも使える点が異なる。 |
| owe | owe A to Bで「AはBのおかげである」と感謝・恩義のニュアンスが強い。attributeはより客観的・分析的に原因を指摘するのに対し、oweは恩恵の感覚が伴う。 |
対義語: dissociate(切り離す)、deny(否定する)
6派生語・関連語
-
attribution
名詞
帰属(させること)、(原因・作者の)帰属表示 -
attributable
形容詞
〜に帰せられる、〜のせいと考えられる(be attributable to〜の形で使う) -
attributive
形容詞
(文法)限定用法の(名詞を直接修飾する形容詞の用法)
7コロケーション
- attribute A to B(AをBのせい/おかげとする)
- be attributed to〜(〜に帰因する、〜によるとされる)
- key/positive attribute(重要な/良い特性)
8確認テスト
“The scientist attributed the unexpected results to a flaw in the experimental design.”
① 科学者は予想外の結果を実験デザインの欠陥に関連付けて発表した
② 科学者は予想外の結果が実験デザインの欠陥のせいだと判断した
③ 科学者は予想外の結果から実験デザインの欠陥を取り除こうとした
④ 科学者は予想外の結果を実験デザインの欠陥として定義した
②が正解。attribute A to Bは「AをBのせい/原因として結びつける」がコアイメージ。「予想外の結果(A)」を「実験デザインの欠陥(B)」という原因に帰属させているため、②「〜のせいだと判断した」が最も自然。①は「関連付けて発表した」と情報発信のニュアンスになってしまい不正確。③④はコアイメージとまったく異なる意味。
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