birth の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

birth

/bˈɚːθ/
【名】誕生、出生、出産

重要度
3/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。

1コアイメージ

birth の核心
「何かが世界に現れ出る瞬間」

birthのコアイメージは「存在していなかったものが、ある境界を越えてこの世界に出現する」という瞬間・プロセスです。赤ちゃんが母体から外の世界へ出てくる「誕生・出産」が典型例ですが、このイメージは物理的な命の誕生に限りません。アイデア・組織・概念・時代など、「それ以前には存在しなかったものが初めて生じる」あらゆる場面に使われます。たとえば the birth of the internet(インターネットの誕生)のように。日本語では「誕生・出生・出産・起源・発端」と文脈によって訳し分けますが、すべて「無から有が生まれ出る」という同じコアから来ています。

2意味一覧

  • 名詞
    誕生・出生(命が世界に現れ出ること)
    生命体が母体という境界を越えてこの世界に「出現する」瞬間そのものを指す。コアイメージの最も直接的な表れ。
  • 名詞
    出産(産む行為・プロセス)
    母親の視点から見た「存在を世界へ送り出す行為」として使われる。give birth to〜というかたちで特に頻出。
  • 名詞
    起源・発端・始まり(概念・組織・時代などが生まれること)
    人間の誕生と同様に、「それ以前には存在しなかったものが初めてこの世界に現れ出る」というコアイメージがそのまま抽象的な事象にも適用される。
  • 名詞
    家柄・出自・血筋
    「どのような家・環境に生まれ出たか」というコアイメージから転じて、a person of noble birth(高貴な家柄の人)のように出身・素性を指す意味にもなる。見落とされがちだが受験でも登場する重要語義。

3例文

The cat is giving birth to its fifth kitten.
猫は5匹目の子猫を出産しているところだ。
生命が母体から世界へ「送り出される」プロセス——コアイメージの最も具体的な場面
The Renaissance gave birth to a new way of thinking about art and humanity.
ルネサンスは芸術と人間性についての新しい思想を生み出した。
概念・時代への適用——「以前には存在しなかったものが世界に現れ出る」というコアがそのまま使われている
She was a scientist of humble birth who rose to international fame.
彼女は低い家柄の出身でありながら、国際的な名声を手にした科学者だった。
「どのような境遇に生まれ出たか」という出自・家柄の意味——見落とされやすいが重要

4よくある間違い・注意点

ここに注意

give birth と bear の混同に注意。give birth to〜は「〜を産む」という行為全体を指す一般的な表現。bear a child は「子を産む」という意味でより文語的・古風。birthはあくまで名詞であり、「産む」という動詞として使おうとするのは誤り(× She birthed a baby. は口語では使われることもあるが、標準的な表現ではない)。

birth(出生の瞬間・事実)とbearing(出産すること)とdelivery(分娩・医療的プロセス)は微妙にニュアンスが異なる。birthは「命が世界に現れ出た」という事実・瞬間に焦点があり、deliveryは医療・助産の文脈でプロセスを強調する。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
origin originは「そのものの根本がどこにあるか」という出所・起源を指し、birthよりも静的・分析的なニュアンス。birthは「現れ出る瞬間・プロセス」に焦点があるのに対し、originは「どこから来たか」という源の特定に重点がある。
beginning beginningは「始まりの時点」という純粋に時間軸上の概念で、何かが新たに世界に生じるという含意は薄い。birthはそこに「新しい存在の出現」という生命的なイメージが伴う。
delivery 医療・助産文脈で用いられ、赤ちゃんを「届ける・送り出す」プロセス(医療行為)に焦点。birthが出来事の事実を指すのに対し、deliveryはそのプロセス・手続きを指す。

対義語: death、end

6派生語・関連語

  • birthday
    名詞
    誕生日

  • birthplace
    名詞
    出生地・発祥の地


  • birthrate
    名詞
    出生率
  • newborn
    形容詞・名詞
    生まれたばかりの(赤ちゃん)

  • rebirth
    名詞
    再生・復活・生まれ変わり

7コロケーション

  • give birth to 〜(〜を産む/〜を生み出す)
  • at birth(生まれた時に・出生時に)
  • by birth(生まれによって・生まれつき)

8確認テスト

次の英文の下線部 birth の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

「He spoke French and English fluently; he was French by birth but had lived in London for decades.”

① 出産によって
② 生まれによって(もともと)
③ 誕生日の関係で
④ 家柄のために

▶ クリックして解答を表示
② 生まれによって(もともと)

解説:by birth は「生まれによって・もともと・生まれつき」という意味の慣用表現で、birthの「どのような環境・国籍に生まれ出たか(出自・出生)」というコアイメージから来ている。この文では「彼はもともとフランス人(フランス生まれ)だが、ロンドンに数十年暮らしていた」という意味になる。④の「家柄」も birthの意味の一つだが、by birth の文脈では出身国・国籍を指しており、②が最も自然。


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