blunder
【名】失敗、間違い
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
blunderのコアイメージは「注意や判断力が欠如したために起きる、ドジでまぬけな失敗」です。語源は古ノルド語の「blundra(目を閉じる)」に由来するとされ、「目をつぶったまま行動する→周りが見えていない→ドタバタと失敗する」というイメージが根底にあります。単なるミス(mistake)や失敗(failure)と違うのは、「もう少し注意していれば防げたはずの、間抜けさや不注意が原因の失態」というニュアンスが強いことです。動詞として使うと「ドジを踏む・よろよろとつまずく」、名詞では「大きな失態・お粗末なミス」となりますが、いずれも「うっかり・ぼんやり・不注意」という共通のコアが感じられます。
2意味一覧
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名
(不注意・判断ミスによる)大失態、お粗末なミス
「目をつぶって行動した結果」として起きた、誰の目にも明らかな間抜けな失敗を指す。単なるerrorより恥ずかしさや批判のニュアンスが強い。 -
動
しくじる、大失敗をやらかす
不注意や判断力の欠如ゆえに大きなミスを犯すという行為そのものを表す。「ドジを踏む」というくだけたニュアンスに近い。 -
動
(暗闇や混乱の中で)よろよろ進む、手探りで動く
「目が見えない状態で動く」というコアイメージが直接現れた用法。物事の見通しなくふらふらと行動する様子を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
mistakeやerrorと混同しがち。mistakeは単純な「誤り」、errorはやや技術的・客観的な「誤り」なのに対し、blunderは「不注意・判断の甘さが原因の恥ずかしい大失態」というニュアンスが強い。軽微なミスにblunderを使うと大げさになるので注意。
動詞の「よろよろ進む」という意味は見落とされやすい。blunder into a room(部屋にふらりと入り込む)のように比喩的にも使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mistake | 最も一般的な「誤り・間違い」で価値判断をほぼ含まない中立語。blunderより軽いミスにも使える。 |
| error | 計算・判断・手順上の「誤り」でやや技術的・客観的なニュアンス。blunderほど「間抜けさ」の含意はない。 |
| blunder | (参照用)不注意・判断力不足による恥ずかしい大失態。批判・嘲笑のニュアンスを含む点が特徴。 |
| gaffe | 主に社交的・外交的な場での「失言・失礼な言動」に限定される。blunderより使われる場面が狭い。 |
対義語: success、achievement
6派生語・関連語
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blunderer
名
ドジな人、しくじりやすい人 -
blundering
形
ドジな、不注意な、手際の悪い -
blunderingly
副
ドジに、不注意に
7コロケーション
- make a blunder(失態を犯す)
- a costly blunder(高くつく失態・痛恨のミス)
- a tactical blunder(戦術的失策)
8確認テスト
“The young diplomat blundered into a sensitive political discussion without knowing the background.”
① 飛び込んだ
② 迷い込んだ
③ 無神経にも突っ込んでいった
④ 巧みに切り込んだ
③
「目をつぶって行動する=状況を把握せずに行動する」というblunderのコアイメージが表れている。背景知識もなく無頓着に(不注意に)センシティブな話題に踏み込んだというニュアンスで、「無神経にも突っ込んでいった」が最も自然。①は移動の事実のみ、②は偶然性が強すぎ、④は全く逆の意味になる。
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